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河原千尋、平口結貴、谷みいなが勝者側からのベスト16入りを狙う

2024.11.13

女子テンボール世界選手権@プエルトリコ・サンファン

河原はこの後23時から台湾のエース、周婕妤と対戦

プエルトリコの首都サンファンで開催中の『2024 VENBILLIARDS WPA WOMEN WORLD 10-BALL CHAMPIONSHIP』(女子テンボール世界選手権)は、現地12日(火)に大会2日目が終了。この大会に出場している『日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)所属の河原千尋(FR:748)、小西さみあ(FR:675)、村松さくら(FR:673)、栗林美幸(FR:709)、谷みいな(FR:650)、平口結貴(FR:716)の6名のうち、すでに3回戦(勝者側最終戦)進出を決めている平口を除く5名が、ベスト16進出を目指す戦いに臨んだ。

これまで同様、2セット先取(1セット4ラック先取、1-1の3セット目が3-3になった時点でシュートアウトに移行)のフォーマットでの戦いとなった大会2日目。まずは12日23時からの2回戦(勝者側1回戦)で、谷が今年のジャパンオープンを制覇した王婉菱(FR:738)と対戦。第1セットを4-2で奪った谷は、次セットも4-1で取って難敵を撃破し3回戦(勝者側最終戦)に進出。

強敵を下した谷は、ルビレン・アミットに挑む

日本勢の中で唯一大会2日目からのスタートとなっていた河原は、谷と同じ12日23時からの2回戦で、栗林に勝利したアシュリー・ライス(アメリカ/FR:582)を4-1、4-0と圧倒し、こちらも3回戦に進んだ。

この後、敗者側に回っている3名のうち、小西と村松が、日本時間13日(水)4時30分からの敗者側1回戦に登場。ここで小西がヴェロニク・メナード(カナダ/FR:635)を2-0、村松がズン・イエン・ヴィ(ベトナム/FR:601)を2-1で下して敗者側2回戦へ。しかし7時30分からの回転で、栗林がアメリカ期待のジュニアプレイヤーの1人であるサバンナ・イーストン(アメリカ/FR:623)に1-2で敗れ、33位タイで大会を終えることとなった。

小西(上)と村松は生き残りをかけた戦いに臨む

栗林はアメリカ期待のジュニアに敗れて大会を終えた

大会3日目は、まず13日23時からの3回戦で河原が周婕妤(台湾/FR:776)、平口が魏子茜(台湾/FR:749)、谷がルビレン・アミット(フィリピン/FR:755)と、いずれも強敵との対戦。その後14日2時からの敗者側2回戦では、小西がアニタ・カンジャヤ(インドネシア/FR:不明)、村松が洪夢霞(オーストラリア/FR:735)と敗者側最終戦進出をかけた戦いに臨む。

この他、この日決勝戦が行われた『2024 KAMUI MIXED DOUBLES』(ミックスダブルス)では、韓雨(中国/FR:785)&呉坤霖(台湾/FR:811)ペアが、魏子茜(台湾/FR:749)&ヴィタリー・パツラ(ウクライナ/FR:786)ペアを下して優勝。

ミックスダブルスは中国&台湾ペアが優勝。左から呉坤霖、韓雨、魏子茜、ヴィタリー・パツラ(写真提供:PREDATOR PRO BILLIARD SERIES)

ジョシュア・フィラー(ドイツFR:851)、カルロ・ビアド(フィリピンFR:831)のワールドトップがエイト、ナイン、テンの3種目でナンバーワンを争う『2024 CHALLENGE OF CHAMPIONS』(チャレンジオブチャンピオンズ)は、ナインボールの1試合目が行われ、ビアドがフィラーに勝利し、今年のナインボール世界王者のゴーストと13日23時から対戦する予定となっている。

エイトボールではゴーストに敗れているビアドがリベンジを狙う

写真提供:森覺摩
大会情報:PREDATOR PRO BILLIARD SERIES
大会ライブ配信:Pro Billiard TV

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