平口結貴、谷みいなが勝利、小西さみあ、村松さくら、栗林美幸は敗者側へ
女子テンボール世界選手権@プエルトリコ・サンファン
今回はJPBA女子の精鋭6名が出場。左から河原千尋、平口結貴、小西さみあ、谷みいな、栗林美幸、村松さくら
現地11日(火)、日本時間12日未明にWPA公認の世界選手権である『2024 VENBILLIARDS WPA WOMEN WORLD 10-BALL CHAMPIONSHIP』(女子テンボール世界選手権)がスタート。ベスト16進出をかけた49名のプレイヤーによる、2セット先取(1セット4ラック先取、1-1の3セット目が3-3になった時点でシュートアウトに移行)のダブルイリミネーションラウンドが進行中だ。
この大会に出場している『日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)所属の河原千尋(FR:748)、小西さみあ(FR:675)、村松さくら(FR:673)、栗林美幸(FR:709)、谷みいな(FR:650)、平口結貴(FR:716)の6名の内、河原を除く5名が初戦を戦った。
まず小西と村松が12日1時30分からの1回戦に登場し、小西がマイト・ロペロ(スペイン/FR:635)、村松が全日本選手権大会にもエントリーしている中国トップの一角、付小芳(中国/FR:762)と対戦。小西、村松ともにフルセットのゲームとなったが、ここで惜しくも敗れて敗者側へ。
小西さみあ
村松さくら
栗林と谷は4時30分からの1回戦で、それぞれアシュリー・ライス(アメリカ/FR:582)、ミリアム・ラフランシーズ(カナダ/FR:628)と対戦。栗林はセットカウント1-1からのシュートアウトで敗れたが、谷は2-0の快勝で2回戦(勝者側1回戦)に進んだ。
栗林美幸
谷みいな
この後、敗者側に回った小西、村松は日本時間13日(水)4時30分から、栗林は7時30分からの敗者側1回戦に臨む。また、1回戦に勝利した谷は、12日(火)23時から今年のジャパンオープンを制した台湾の王婉菱(FR:738)と3回戦進出(勝者側最終戦)をかけた戦いに臨む。
●敗者側1回戦
小西さみあ(FR:675) vs ヴェロニク・メナード(カナダ/FR:635)対ソ・ソア(韓国/FR:740)戦の敗者
村松さくら(FR:673) vs ズン・イエン・ヴィ(ベトナム/FR:601)対ジャスミン・オーシャン(オーストリア/FR:751)戦の敗者
栗林美幸(FR:709) vs サバンナ・イーストン(アメリカ/FR:623)
1回戦不戦勝で12日7時30分からソレダッド・アヤラ(アルゼンチン/FR:660)と対戦した平口は、1-1からの最終セットを4-2で取って勝利し、勝てばベスト16進出の3回戦に進出。13日23時から、村松を下している付小芳と対戦する。なお、唯一大会2日目からのスタートとなる河原は、12日23時からの2回戦で栗林に勝利したアシュリー・ライス(アメリカ/FR:582)と初戦を戦う。
この他、『PUERTO RICO BILLIARD EXPO』として開催されている3イベント、『2024 KAMUI MIXED DOUBLES』(ミックスダブルス)、『2024 PUERTO RICO MEN’S OPEN』(プエルトリコオープン)、『2024 CHALLENGE OF CHAMPIONS』(チャレンジオブチャンピオンズ)も進行中だ。
チャレンジオブチャンピオンズの第1種目エイトボールはゴーストが制した
ミックスダブルスでは、準決勝に勝った韓雨(中国/FR:785)&呉坤霖(台湾/FR:811)ペアと魏子茜(台湾/FR:749)&ヴィタリー・パツラ(ウクライナ/FR:786)が決勝に進出。フェダー・ゴースト(アメリカ/FR:843)、ジョシュア・フィラー(ドイツFR:851)、カルロ・ビアド(フィリピンFR:831)のワールドトップがエイト、ナイン、テンの3種目でナンバーワンを争うチャレンジオブチャンピオンズは、1種目目のエイトボールが行われ、ゴーストがビアドを倒し、エイトボール世界王者として決勝で待っていたフィラーにも勝利して、まずはグランドファイナル進出に向けて好スタートを切っている。
写真提供:森覺摩
大会情報:PREDATOR PRO BILLIARD SERIES
大会ライブ配信:Pro Billiard TV