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西本優子は5位タイ、優勝はデンマークのシャーロット・ソレンセン

2024.09.13

第12回世界女子スリークッション選手権大会@フランス・ブロア

絶対女王を下し初優勝を果たしたソレンセン【写真提供:Union Mondiale de Billard

9月10日(火)にフランス・ブロアを舞台にスタートした『第12回世界女子スリークッション選手権大会』が12日(木)に最終日を迎え、これまで世界選手権を5度制覇している絶対女王、オランダのテレーゼ・クロンペンハウワーを決勝戦で下したデンマークのシャーロット・ソレンセンが、世界選手権初優勝を果たした。

30点ゲームの準々決勝からスタートしたこの日、ソレンセンは韓国のパク・ジョンヒョンを30-25(36イニング・Avg.0.833)、ベトナムのグエン・ニ・ホアンイェンを30-15で下して決勝に進出。

左から準優勝・クロンペンハウワー、優勝・ソレンセン、3位タイ・グエン、3位タイ・カリナ・ジェッテン(オランダ)【写真提供:Union Mondiale de Billard

クロンペンハウワーとの決勝戦では、前半6-14とリードを奪われるが、ここから8点ランで同点に追いつくと、一気にリードを広げて28-16とする。しかしクロンペンハウワーも8点ランで差を詰め、終盤戦は行き詰まる攻防となったが、追いつかれた直後の第27イニングにソレンセンが1点をもぎ取り、優勝賞金10,000ユーロ(約156万円)とともに、来年中国で開催される『第12回ワールドゲームズ成都大会』への出場権も獲得した。

なお、本大会には日本から『日本プロビリヤード連盟』(JPBF)所属の西本優子、宮下綾香と井上牧子アマの3選手が出場。宮下、井上は予選リーグ敗退。唯一決勝トーナメントに進んだ西本は、準々決勝でクロンペンハウワーに敗れ5位タイでフィニッシュしている。

西本優子

なお、本日13日(金)からは、同会場において『第15回ジュニアスリークッション世界選手権』がスタート。日本からは、8月末に台湾で開催された『Asian Pool Championship U19 Boys』(U19アジア選手権)で準優勝するなど、プールでも活躍している宮本琉成が出場する。

宮本琉成(写真提供:#Louis陸Photography李阿陸

大会情報:UMBオフィシャルサイト
大会情報:FIVE & SIX
大会ライブ配信:afreecaTV Billiards

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