河原千尋、世界タイトル獲得まであと2勝
2024 Massé WPA Women’s World 9-Ball Championship@ニュージーランド・ハミルトン
河原は準優勝だった2016年大会以来のベスト4進出
9月5日(木)にベスト16が決まり、いよいよ佳境に突入した『2024 Massé WPA Women’s World 9-Ball Championship』(女子ナインボール世界選手権)、大会5日目の6日(金)に、シングルイリミネーション、3セット先取(1セット4ラック先取)となった決勝トーナメントの1回戦と準々決勝が行われ、『日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)所属の河原千尋(FR:749)が見事に2連勝でベスト4に進出した。
この日の河原は、日本時間7時からの1回戦で台湾の王婉菱(FR:737)を3-1で下すと、13時30分からの準々決勝で、オーストリアのジャスミン・オーシャン(FR:751)と対戦。この試合、第1セットを1-4で奪われた河原だったが、続くセットを4-2で取って同点。しかし第3セットは4-2でオーシャンが取り1-2とされる。
後のなくなった河原だったが、第4セットを4-0で奪い返し、さらに最終セットもシュートアウト対決に持ち込ませることなく4-1で勝利を決め、3位タイだった2015年、準優勝を果たした2016年大会以来、女子ナインボール世界選手権3度目のベスト4進出を決めた。
河原の準決勝は日本時間明日7日(土)7時スタートの予定。相手は最大の強敵、現在のFR女子ナンバーワンでもある中国の陳思明(FR:791)だ。
なお、同じく無敗でベスト16に進出していた村松さくら(FR:671)は1回戦でケリー・フィッシャーに0-3で敗れたが、2度目の女子ナインボール世界選手権出場で初の決勝トーナメント進出を果たし、9位タイの好成績で大会を終えている。
写真提供・大会情報:PREDATOR PRO BILLIARD SERIES
大会ライブ配信:Pro Billiard TV