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JPBA男子5名の戦いがスタート

2024.09.02

2024 Yalin WPA Men’s World 8-Ball Championship@ニュージーランド・ハミルトン

9月2日(月)、ニュージランド・ハミルトンを舞台にWPA公認、PREDATOR PRO BILLIARD SERIESが運営の中心となった3つの世界選手権のうち、まずは『2024 Yalin WPA Men’s World 8-Ball Championship』(男子エイトボール世界選手権)がスタートした。

この大会には、世界各国から64名のプレイヤーがエントリー。8ラック先取、勝者ブレイク、ダブルイリミネーションの予選ラウンドから16名が決勝トーナメントに進むフォーマットとなっており、日本から出場している『日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)所属の土方隼斗(FR:798)、大井直幸(FR:818)、吉岡正登(FR:757)、鈴木謙吾(FR:688)、ジュリアン・セラディラ(FR:)の5名がベスト16進出をかけた戦いをスタートさせた。

このうち、土方、セラディラ、鈴木の3名は1回戦でそれぞれ、ダニエル・グッテンバーガー(オーストリア/FR:771)、ブレント・オッグ(ニュージーランド/FR:589)、謝佳臻(台湾/FR:775)に敗れて敗者側に回り、その後、土方はオーストラリアのジャスティン・サジッチ(FR:762)に勝利して敗者側2回戦に進出したが、セラディラはノルウェーのエミール・アンドレ・ガンフロット(FR:752)に、鈴木はワールドトップスターの1人であるカルロ・ビアド(フィリピン/FR:832)に敗れて大会終了となった。

鈴木はビアドを相手に粘り強い戦いを見せたが、惜しくも5-8で敗戦

大井、吉岡の2人はそれぞれ1回戦に勝利し勝者側1回戦(2回戦)に進出したが、大井はここでシモン・クラル(ポーランド/FR:777)に3-8、吉岡もカナダのアレックス・パグラヤン(FR:812)との接戦を6-8で落として、ともに敗者側2回戦に回っている。日本時間3日(火)11時からの敗者側2回戦は、大井vsラルフ・スーケー(ドイツ/FR:)、そして土方と吉岡のJPBA対決となっている。

なお、既報の通り今大会に、WPA/ACBSイベントへのボイコットを表明しているナインボール世界王者のフェダー・ゴースト(アメリカ/FR:844)、前回覇者のシェーン・バンボーニング(アメリカ/FR:840)を始めとしたwnt.(ワールドナインボールツアー)トップランカーは出場していない。

一旦はボイコット声明を出したジョシュア・フィラー(左)は一転して出場

しかし、ボイコットを表明したトップランカーのうち、6位のジョシュア・フィラー(ドイツ/FR:850)、17位のアルビン・オーシャン(オーストリア/FR:824)は、前言を翻す形で出場しており、これについては2人のスポンサーであるPREDATORからの圧力ではないかなど様々な憶測も呼んだが、2人はそれぞれ自身のfacebookに出場の経緯と自身の想いを投稿している。

写真提供・大会情報:PREDATOR PRO BILLIARD SERIES
大会ライブ配信:Pro Billiard TV

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