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wnt.ブルーリボン、フェダー・ゴーストが初制覇

2024.08.25

US OPEN POOL CHAMPIONSHIP@アメリカ・ニュージャージー州

wnt.ランキングトップの強さを見せつけたフェダー・ゴースト

8月19日に開幕し、ニュージャージー州アトランティック・シティを舞台に開催されていたwnt.(ワールドナインボールツアー)最高グレードのブルーリボン『US OPEN CHAMPIONSHIP』(USオープン)。現地24日に最終日を迎え、アメリカ対決となった決勝戦を制したフェダー・ゴーストが大会初制覇を果たした。

この日は、日本時間24日23時からのフェダー・ゴースト(アメリカ/FR:843) vs ニールス・フェイエン(オランダ/FR:816)の準決勝からスタートし、この戦いを11-6で制したゴーストが決勝に進出。続いて行われた25日1時からのシェーン・バン・ボーニング vs ジョシュア・フィラーの戦いは11-7でバンボーニング勝利し、決勝はナインボール世界選手権に続く、wnt.ブルーリボン2連勝を狙うゴーストと、アール・ストリックランドを超える、USオープン6度目の優勝に王手をかけたバンボーニングのマッチアップとなった。

今大会開幕の前週に、10万ドルをかけたテンボール、120ラック先取の一対一のビッグマネーマッチを戦った2人。この時は120-116でバンボーニングが勝利しているが、この日の展開はゴーストが握ることとなった。

2週連続でゴーストとビッグマッチを戦ったシェーン・バンボーニング

2人の戦いはまずバンキングに勝ったバンボーニングが先制した後、互いに点を取り合いながら第11ラックを終わって6-5とバンボーニングがリード。さらにゲームは競り合いながら進むが、ゴーストの8-7で迎えた第16ラック、バンボーニングのセーフティを得意のジャンプショットで切り返したゴーストがリードを広げて主導権を握る。

12-8とリーチをかけたゴーストに対し、ワンチャンスをものにして2点を返し、反撃態勢のボーニングが10-12として迎えた第23ラック、バンボーニングのブレイクは1個インとなったが、手球が④に蹴られてコーナーにスクラッチ。残り8球を慎重にクリアし、サイドへのチャンピオンシップ⑨をしっかりと決めたゴーストが大会初制覇、そしてwnt.ランキング1位をさらに盤石なものとする優勝賞金5万ドルを獲得した。

決勝戦ハイライト動画『YouTubematchroom poolより』

なお、この大会に日本から出場している『日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)所属でwnt.契約プロでもある大井直幸(FR:818)は33位タイ、吉岡正登(FR:749)は97位タイで大会を終えている。

写真提供:Matchroom Pool
大会アーカイブ動画:YouTube『matchroom pool
大会アーカイブ動画:YouTube『Matchroom Multi Sport
大会情報:wnt. Live scores(要無料アカウント登録)

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