wnt.ブルーリボン、大井直幸がベスト64進出
US OPEN POOL CHAMPIONSHIP@アメリカ・ニュージャージー州
大井直幸のベスト64戦は日本時間23日1時から
8月19日〜24日(月〜土)の6日間の日程で、ニュージャージー州アトランティック・シティを舞台に開催中のwnt.(ワールドナインボールツアー)最高グレードのブルーリボン『US OPEN CHAMPIONSHIP』(USオープン)。現地21日にダブルイリミネーションのステージ1が終了し、シングルイリミネーションのノックアウトステージを戦う64名が出揃った。
この大会に日本から出場している『日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)所属でwnt.契約プロでもある大井直幸(FR:818)と吉岡正登(FR:754)もこの日、勝ち残りを目指してそれぞれの戦いに臨んだ。
まず吉岡は、日本時間21日23時スタートの敗者側3回戦(8ラック先取)で、地元アメリカのタイラー・スタイアー(FR:783)と対戦。この試合は7-7のヒルヒルにもつれ込む接戦となったが、惜しくも最終ラックを落とし、吉岡のUSオープンはここで終了となった。
吉岡正登は97位タイでフィニッシュ
大井は日本時間22日(木)0時30分からの3回戦(勝者側最終戦)に登場。ここで日本でもお馴染みのリー・バン・コルテッザ(フィリピン/FR:817)と対戦し、中盤まで6-2とリードした大井だったが、ここからコルテッザに7連取を許して6-9で逆転負けを喫する。しかし、敗者側最終戦でプエルトリコのフリオ・ブルゴス(FR:732)を9-1と圧倒して、敗者側からのベスト64入りを決めた。
大会4日目となる22日は、まず日本時間23時からベスト64戦となる10ラック先取のラウンド1がスタート。大井は23日1時から、今年wnt.での優勝こそないものの、『ナインボール世界選手権』、『UKオープン』といったビッグトーナメントで上位に食い込む活躍を見せているヨハン・チュア(フィリピン/FR:820)と対戦する。
昨年大会覇者の柯秉中は勝者側からベスト64進出
ちなみに今大会のステージ1では、トップランカーが敗者側に回るアップセットが多かったこともあり、この段階で今年のナインボール世界選手権王者のフェダー・ゴースト(アメリカ/FR:843)と昨年のUSオープン覇者の柯秉中(台湾/FR:837)が激突し、ヨーロピアンオープンでwnt.初優勝を果たしたミッキー・クラウス(デンマーク/FR:783)が、敗者側から勝ち上がってきたジョシュア・フィラー(ドイツ/FR:850)と対戦するなど、ラウンド1から好カードが目白押しとなっている。
写真提供:Matchroom Pool
大会ライブ配信:YouTube『matchroom pool』
大会ライブ配信:YouTube『Matchroom Multi Sport』
大会情報:wnt. Live scores(要無料アカウント登録)