大井直幸、吉岡正登はステージ1敗退
EUROPEAN OPEN POOL CHAMPIONSHIP@ドイツ・フルダ
8月6日〜11日(火〜日)の日程で開催中のwnt.(ワールドナインボールツアー)メジャーイベント2戦目『EUROPEAN OPEN POOL CHAMPIONSHIP』(ヨーロピアンオープン)は、8日(木)にダブルイリミネーションのステージ1が終了し、ベスト64が出揃った。
この大会には、ヨーロッパを中心にアメリカ、アジア、アフリカ、オセアニアの53ヵ国から256名が出場。日本からは、前週の『TAOM MAXRACK NINEBALL HELSINKI OPEN』(ヘルシンキオープン)でwnt.イベント初優勝を果たしたばかりの大井直幸(FR:818)と、吉岡正登(FR:750)の2名が出場していたが、残念ながらともにここで敗れて大会終了となった。
(※FRはファーゴレート)
大井は、2回戦でポーランドのダニエル・マシオル(FR:810)に敗れて敗者側に回り、日本時間7日23時からの敗者側2回戦でノルウェーのアフメド・アビエフ(FR:598)を8-2、8日17時から行われたギリシャのギオルゴス・アントナキス(FR:747)と対戦を8-5で制して、勝てばベスト64進出の敗者側最終戦に進んだ。
大井直幸
その相手は、大井と同じく今年wnt.ランキングイベントを初制覇(MEZZ BUCHAREST OPEN)しているミッキー・クラウス(デンマーク/FR:781)となり、9ラック先取で戦われたこのゲームを6-9で落とした大井は65位タイで大会を終えることとなった。
6日の2回戦で、日本でもおなじみのラルフ・スーケー(ドイツ/FR:795)に3-9で敗れて敗者側へ回っていた吉岡は、7日には試合はなく、8日17時からの敗者側2回戦でバプケン・メルコニアン(ルーマニア/FR:748)を8-1で下して3回戦に進んだが、ここでマテウス・スニーガキ(ポーランド/FR:795)に5-8で敗れて、97位タイでのフィニッシュとなった。
256名を64名に絞るステージ1では、wnt.ランキング3位のエクレント・カチ(アルバニア/FR:835)が勝者側最終戦から2連敗を喫して敗退するなどの波乱もあったが、ランキング1位のフェダー・ゴースト(アメリカ/FR:843)、2位のフランシスコ・サンチェスルイス(スペイン/FR:840)、ランキング6位で地元ドイツのエースであるジョシュア・フィラー(FR:851)などのトップランカーは順当に勝ち上がっている。
エクレント・カチはまさかの敗退
大会はいよいよ10ラック先取のノックアウトステージに入り、9日は19時よりベスト64戦、23時からベスト32戦が行われ、ファイナル16が決定する。
写真提供:Matchroom Pool
大会ライブ配信:YouTube『matchroom pool』
大会ライブ配信:YouTube『Matchroom Multi Sport』
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