wnt.ランキングイベントは中国からフィンランドへ
Rasson Lushan Open & TAOM MAXRACK NINEBALL HELSINKI OPEN
中国で開催されたRasson Lushan Openは柯秉逸が優勝
今シーズンも精力的に世界各地でランキングイベントを開催しているwnt.(ワールドナインボールツアー)が、8月に予定されている2つのメジャーイベント『EUROPEAN OPEN CHAMPIONSHIP』(ヨーロピアンオープン)、『US OPEN POOL CHAMPIONSHIP』(USオープン)を前に、7月最終週に中国・江西省九江市で『Rasson Lushan Open』(ルーシャンオープン)を開催。
『日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)からジュリアン・セラディラ(FR:772)と杉原匡(FR:727)2名が参戦(結果はともに49位タイ)したこの大会は、決勝でフィリピンのジェフリー・ロダ(FR:789)を13-12で下した柯秉逸(台湾/FR:837)が今期のwnt.ランキングイベント初優勝を果たし、優勝賞金15,000ドルを獲得した。
(FRはファーゴレート)
そして8月1日〜4日(木〜日)には、8月6日(火)にドイツ・フルダでスタートするヨーロピアンオープンの前哨戦として、フィンランド・ヘルシンキを舞台に『TAOM MAXRACK NINEBALL HELSINKI OPEN』が開催される。
この大会には108名が出場し、128名枠ダブルイリミネーションのステージ1から32名がステージ2に進出し、以降シングルイリミネーションのトーナメントで優勝賞金8,000ユーロ獲得を争うフォーマットで、JPBAからは大井直幸(FR:818)と吉岡正登(FR:749)の2人が参戦。また、wnt.トップ5の中では、2位のフランシスコ・サンチェスルイス(スペイン/FR:841)が出場するが、1位のフェダー・ゴースト(アメリカ/FR:844)、3位のエクレント・カチ(アルバニア/FR:834)、4位でルーシャンオープンに出場していた柯秉中(台湾/FR:838)は今大会をスキップしている。
大井直幸(左)と吉岡正登
すでにステージ1のトーナメント表は発表されており、1回戦シードの大井直幸は2回戦(勝者側1回戦)からスタート、吉岡正登は1回戦で地元フィンランドのヨニ・サヴォライネン(FR:612※信頼性不足)と対戦することとなっている。
大会オフィシャルサイト:『Biliardi 247』
大会ライブスコア:『CUE SCORE』
写真提供:Matchroom Pool