大井直幸、ジュリアン・セラディラは敗者側からのベスト32進出を狙う
TAOM V10 OPEN 2025@フィンランド・ヘルシンキ

4月に入り毎週連続で開催されているwnt.ランキングイベント5連戦の4戦目となる『TAOM V10 Open』(タオムオープン)がフィンランド・ヘルシンキを舞台に24日に開幕スタート。日本から参戦中の『日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)所属でwnt.ランキング21位の大井直幸(FR:822)とジュリアン・セラディラ(FR:759)の2人が大会初日の戦いに臨んだ。
昨年大会覇者としてフィンランドに乗り込み2回戦から登場した大井は、日本時間24日17時45分から地元フィンランドのオッシ・マルヤネン(FR:595)と対戦して9-2と圧倒し、勝てばベスト32進出の3回戦(勝者側最終戦)に進出。しかし、25日0時からの3回戦でクィンテン・ポンジャーズ(オランダ/FR:738)に4-9で敗れて勝者側からのダブルイリミネーションラウンド突破はならず。

左から大井、セラディラ
大井と同じく2回戦スタートとなったセラディラは、今年3月に行われたWPAランキングイベント『LAS VEGAS OPEN』覇者で800Clubメンバーの1人であるデニス・グレイブ(エストニア/FR::801)と対戦。この試合は最後までもつれるヒルヒル戦となったが、セラディラは惜しくも8-9で敗れ敗者側に回る。
ここからベスト32進出に2連勝が必要となったセラディラだったが、24日22時からの敗者側3回戦で、wnt.プロでランキング93位のサリバン・クラーク(ニュージーランド/FR:746)を9-6で降して敗者側最終戦に勝ち上がった。
この後2人の敗者側最終戦は26日(土)に予定されており、まずセラディラが日本時間16時から、wnt.ランキング55位のペトリ・マコネン(フィンランド/FR:795)、ユホ・テイッティネン(フィンランド/FR:718)、サス・ラウダス(フィンランド/FR:669)、wnt.ランキング96位のカール・グナデバーグ(エストニア/FR:731)のいずれかと、大井は18時からで、対戦相手はまだ絞られていない状況だ。
写真提供:Matchroom Pool
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