大井直幸、ジュリアン・セラディラが出陣
TAOM V10 OPEN 2025@フィンランド・ヘルシンキ

5月6日〜11日(火〜日)の6日間の日程で開催されるWPA公認のwnt.メジャーイベント『UK Open Pool Championship』(UKオープン)に向けて毎週連続で開催されているwnt.ランキングイベント5連戦。その4戦目となる『TAOM V10 Open』(タオムオープン)がフィンランド・ヘルシンキを舞台にスタートする。
賞金総額40,000ドル、優勝賞金8,000ドルのブロンズイベントとなっている今大会には、wnt.ランキング1位のフェダー・ゴースト、FR世界ランキング1位のジョシュア・フィラーは出場していないが、3位で前回大会準優勝のフランシスコ・サンチェスルイスを筆頭に、ジェイソン・ショウ、ダビッド・アルカイデ、ピジュス・ラブティス、ヴィクター・ジーリンスキー、ニールス・フェイエン、ヨナス・ソウトらのトップランカーが出場。

日本からは『日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)所属でwnt.ランキング21位、昨年のこの大会の決勝戦でサンチェスルイスを降してwnt.ランキングイベント初優勝を果たしている大井直幸と、3月末時点でJPBA男子ランキングを4位まで上げてきているジュリアン・セラディラ(FR:759)の2名が参戦している。

左から大井、セラディラ
地元フィンランド勢35名を含む出場者72名は、まず9ラック先取のダブルイリミネーションラウンドを戦うが、大井、セラディラともに1回戦シードで2回戦から登場。セラディラは日本時間16時から、今年3月に行われたWPAランキングイベント『LAS VEGAS OPEN』でタイトルを獲得しているデニス・グレイブ(エストニア/FR::801)と対戦。
大井は日本時間17時45分から、マティアス・マエンパー(FR:※504) vs オッシ・マルヤネン(FR:595)のフィンランド勢対決の勝者と対戦する。
大会初日は勝者側からのベスト32進出をかけた3回戦(勝者側最終戦)と敗者側3回戦までが行われるが、大井が順調に2回戦に勝利すれば、20時スタート予定の、勝てば勝者側からのベスト32進出となる3回戦ではミカ・リーコネン(フィンランド/FR:697)vsクィンテン・ポンジャーズ(オランダ/FR:738)と対戦。
セラディラが難敵グレイブを倒せば、25日0時からの3回戦でオット・オルッコネン(フィンランド/FR:694)とwnt.プロでランキング93位のサリバン・クラーク(ニュージーランド/FR:746)の勝者とベスト32進出をかけて戦うことになる。
写真提供:Matchroom Pool
大会情報:wnt. Live Scores(要無料登録)
大会ライブ配信1:wnt.tv(有料)
大会ライブ配信2:BilliardTube