EUROPEAN OPEN POOL CHAMPIONSHIP@ボスニア・ヘルツェゴビナ

大会5日目は2試合とも快勝だった大井

ボスニア・ヘルツェゴヴィナの首都サラエボを舞台に開催中の wnt.メジャーイベント『EUROPEAN OPEN POOL CHAMPIONSHIP』（ヨーロピアンオープン）。大会4日目の14日（金）、決勝トーナメント1回戦（ベスト64戦）と2回戦（ベスト32戦）が行われ、ファイナル16が決定した（3回戦組み合わせは以下）。

フランシスコ・サンチェス・ルイス（スペイン/FR：843）vs トビアス・ボンガース（ドイツ/FR：790）
柯秉逸（台湾/FR：843） vs ダニエル・マシオル（ポーランド/FR：813）
大井直幸（JPBA/FR：819） vs マックス・レヒナー（オーストリア/FR：816）
ロー・ホーサム（香港/FR：768） vs マルク・ビスタボッシュ （オランダ/FR：788）
アロイシウス・ヤップ （シンガポール/FR：831） vs ピジュス・ラブティス （リトアニア／FR：806）
ジョシュア・フィラー（ドイツ/FR：855） vs ジェイソン・ショウ（イギリス/FR：831）
ヴォイチェフ・シェブチック （ポーランド/FR：823） vs サンジン・フェリバノビッチ （ボスニア・ヘルツェゴヴィナ/FR：812）
モリッツ・ノイハウゼン （ドイツ/FR：807） vs ズン・クォック・ホアン（ベトナム/FR：814）

この大会に日本から唯一参戦中で、決勝トーナメント進出を決めていたwnt.ランキング31位（3月12日時点）で『日本プロポケットビリヤード連盟』（JPBA）所属の大井直幸は、日本時間14日18時から、ランキング23位のヨナス・ソウト（スペイン/FR：794）と対戦し、10-0の完封勝利で2回戦に進出。

その後15日0時からの3回戦でもエミル・ガンフロット（ノルウェー/FR：756）を10-4で降し、wnt.ランキングイベントでは昨年8月の『RAXX MVP OPEN』以来、WPAランキングイベントでは3位タイとなった9月開催の『PUDONG TANGCHENG 2024 WPA 9-Ball China Open Men』以来のベスト16以上を確定させた。

いよいよ16名に絞られた大会5日目は決勝トーナメント3回戦と準々決勝が行われる予定で、大井は15日23時から、2回戦で柯秉中を降しているマックス・レヒナーと対戦。この試合に勝てば、ロビー・カピト、ロー・ホーサム、アロイシウス・ヤップ、マルク・ビスタボッシュのいずれかとベスト4入りを争うこととなる。

シェーン・バンボーニングは2回戦でマシオルに敗れ17位タイで大会を終えている

なお、5日目が終了した時点で、フィリピン2トップのヨハン・チュア（FR：833）とビアド、エクレント・カチ（アルバニア/FR：833）、シェーン・バンボーニング（アメリカ/FR：842）らのトップランカーが大会終了となっている。

写真提供：Matchroom Pool
大会情報：wnt. Live Scores（要無料登録）
大会ライブ配信：wnt.tv（有料）