EUROPEAN OPEN POOL CHAMPIONSHIP@ボスニア・ヘルツェゴビナ

柯秉漢（台湾/FR：768）のランキングイベント初優勝で幕を閉じたwnt.の2025年シーズン開幕戦『CPBA 99 Tournament 2025』（ベトナム・ハノイ）、ジョシュア・フィラー（ドイツ/FR：854）が優勝を果たした『Derby City Classic 9-Ball』（アメリカ・インディアナ州）と、1月に2つのランキングイベントを行ったwnt.。

2月4日までの時点で、5月に開催されるメジャーイベント『UK OPEN POOL CHAMPIONSHIP』（UKオープン）を含む9試合のスケジュールを発表していたが、5日に、wnt.イベント初開催国となるボスニア・ヘルツェゴヴィナの首都サラエボで、メジャーイベントである『EUROPEAN OPEN POOL CHAMPIONSHIP』（ヨーロピアンオープン）と、Matchroom主催の招待イベント『PREMIER LEAGUE POOL』をそれぞれ、3月11日〜16日（火〜日）、20日〜27日（木〜木）の日程で連続開催することを発表した。

wnt.によれば、ボスニア・ヘルツェゴビナのエースで、現在wnt.ランキング39位のサンジン・フェリバノビッチ（FR：812）は、サラエボの文化・スポーツ省も支援する母国での初めてのビッグイベント開催に関して次のように述べている。

「あまり自分にプレッシャーをかけたくないというのがまず頭に浮かぶけど、地元でこの大会で優勝するのは信じられないようなことなのは否定できない。 地元の観衆の前でプレーすることは一生に一度の経験だし、ヨーロッパの栄冠を故郷に持ち帰ることができるよう、最高のパフォーマンスを披露することに全力を注いでいる」

今年初めてのメジャーとなるヨーロピアンオープンの賞金総額は200,000ドル。メジャータイトルと、昨年大会から10,000ドルアップした40,000ドルの優勝賞金をかけたトーナメントは、フェリバノビッチはもちろんのこと、ランキングトップのフェダー・ゴーストを筆頭にした128名のwnt.トッププロを含む256名枠で争われる。

写真提供：Matchroom Pool