1月恒例のビッグイベント開催中、wnt.ランキングイベントは明日から
2025 Derby City Classic@アメリカ・インディアナ州
1月17日〜26日(金〜日)の日程で、アメリカ・インディアナ州エリザベスを舞台に、1月恒例のビッグイベント『2025 Derby City Classic』(DCC)が開催されている。
この大会では、アメリカンプールならではの種目であるナインボールバンク、ワンポケット、そしてナインボールの3つのトーナメントがメインとなっており、この3種目の総合成績でオールアラウンドチャンピオンである『Master of the Table』(MOT)の座が争われるのが最も大きな特徴だ。また、期間中には通常の9ftテーブルより一回り大きな10ftテーブルを使用し、16名の招待選手がテンボールで戦う『BIGFOOT 10-BALL CHALLENGE』(ビッグフットテンボール)も行われる。
今回はまず17日にナインボールバンクとビッグフットテンボールからスタート。21日(火)に行われた、大会最初の決勝戦となったビッグフットテンボールでは、リトアニアのエースでwnt.プロでもあるピジュス・ラブティス(FR:806)が、FargoRate世界ナンバーワンプレイヤーで、昨年のMOTでもあるジョシュア・フィラー(ドイツ/FR:852)を下して初優勝。
総勢476名が出場したナインボールバンクは22日の14回戦で、2022年、2023年のMOTで、wnt.ランキングトップを走り続けるフェダー・ゴースト(アメリカ/FR:844)が、2019年のMOT、スカイラー・ウッドワード(アメリカ/FR:811)に勝利して、26日に行われる決勝戦でワンポケットのスペシャリストでもあるトニー・チョーハン(アメリカ/FR:778)と対戦する。
ナインボールバンクと並行して19日にスタートしたワンポケットには400名が出場中で、22日の時点でトーナメント中盤の戦いが続いており、ここまではフィラー、ゴースト、そしてアメリカのエースであり、今大会では2011年、2012年にMOTとなっているシェーン・バンボーニング(FR:841)などのワールドトップスター達は順調に勝ち上がっている。
バンボーニングはナインボールバンク6位、ワンポケットでも6回戦に進出している
ここから後半戦に入っていくDCC、23日には賞金総額100,000ドル、優勝賞金16,000ドルのwnt.ランキングイベント(ゴールド)となっているナインボールが開幕。大会最終日となる26日には3種目の決勝戦が行われ、それぞれのチャンピオンと、今年のMOTが決まることとなっている。
写真提供:Derby City Classic
大会オフィシャルサイト:Derby City Classic
大会情報:DIGITALPOOL(ナインボールバンク、ワンポケット)
大会ライブ配信:Digital Pool Network(※要登録・有料)