アジア勢がタイトルをほぼ独占
2025.01.14
ジャパンプレイヤー出場の2024年WPA女子ランキングイベント
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クリスティーナ・トカチは、アジア勢が強さを見せる中、世界選手権タイトルを初獲得
WPA女子の2024年は、大会数こそ増加はなかったものの、『2024 Massé WPA Women’s World 9-Ball Championship』と『2024 VENBILLIARDS WPA WOMEN WORLD 10-BALL CHAMPIONSHIP』の2つの世界選手権の優勝賞金が、WPAの女子イベント史上最高となる50,000ドルにアップし、男子とは違いワールドトップスターが勢揃いする形でトップオブトップが争われた。
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2024年にここで活躍したのはアジア勢で、ジャパンプレイヤーが出場した全ての大会でファイナリストに名を連ね、タイトルはフィリピン2トップのチェスカ・センテノとルビレン・アミット、台湾のエースである周婕妤、中国の韓雨が獲得。唯一2024 VENBILLIARDS WPA WOMEN WORLD 10-BALL CHAMPIONSHIPでロシア国籍でアメリカを拠点にプレーするクリスティーナ・トカチが韓国のソ・ソアを下して世界タイトル初制覇を果たしている。
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WPAイベントで2024年に最も稼いだのはポーランドのダニエル・マシオル
女子のジャパンプレイヤーもWPAイベントでは優勝することはできなかったが、河原千尋のアベレージは高く、3度のベスト4入り。確実に世界のベスト8プレイヤーと言える、2025年の世界獲りに大きな可能性を感じさせるシーズンとなった。