着実に力をつける期待の戦士たち
ジャパンプールジュニア、2024年海外戦挑戦の記録
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金澤蒼生は海外戦だけでなく国内でもジャパンオープンでベスト8に入る活躍を見せた
トップレベルのツアーが盛り上がっていくのと並行して、WPAが主催する選手権大会の他にも、wnt.がワールドトップスターの名を冠したジュニアトーナメントを開催したほか、PBSはアメリカでジュニアツアーを開催するなど、2024年にはジュニアプレイヤーの活躍の場も広がった。
その中でジャパンプレイヤーが出場したのは以下の5試合で、日本からは将来が期待されるジュニア5選手が出場。その中で最も多くの3大会に出場したのが織田賢人で、wnt.ランキングイベントと併催された『INDONESIA INTERNATIONAL OPEN 2024 U17』で3位タイに入賞。
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織田と同学年で、ここ数年は良きライバルとして切磋琢磨してきた金澤蒼生は、ACBS主催の『Asian Pool Championship U19 Boys』、そして『2024 Predator WPA Juniors Under 19 World 10-Ball Championship』でベスト4進出を果たすなど、ジュニアプレイヤーとしてトップレベルにあることを成績で示した。
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織田はトップトーナメントにも出場しながらジュニア3大会に参戦
この他、2024年は2人の先輩でありジュニア最終年となった宮本琉成は、ジュニアスリークッションにも挑戦しながらAsian Pool Championship U19 Boysで準優勝を果たし、さらに女子では森川日和、合田琉花の2選手が初の海外戦に挑み、合田が『2024 Predator WPA Girls Under 19 World 10-Ball Championship』でベスト16に入る健闘を見せた。
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宮本が2024年の日本ジュニアの最高成績を挙げた/p>
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合田は2024年に初海外を経験/p>
ジュニアプレイヤーが戦うフィールドが広がり続ける2025年、WPA公認の選手権イベントを中心にして、着々と経験値をアップさせている織田、金澤を筆頭にしたジャパンジュニアの活躍に期待したい。