ラスベガス行きをかけたエイトボール・チームバトル
2024 JCL Final @東京・サンビリ荻窪店、Alvis
ラスベガスへの切符を手にした『Lamb Chops』(東京・大田Div)
12月7日〜8日(土・日)の2日間に渡って、東京の『サンビリ荻窪店』と『Alvis』を会場に、『Fargo Rate(ファーゴレート)』を使用し、ポイント制のエイトボールを種目にしたアマチュアプールリーグ『JAPAN CSI POOL LEAGUE』(JCL)の年間チャンピオン決定戦『2024 JCL Final』が開催された。
7日の会場となった『サンビリ荻窪店』
リーグ創設2年目のシーズン総決算として行われた今大会には、1月〜4月(2024 SAKURA)、5月〜7月(2024 HIMAWARI)、8月〜11月(2024 MOMIJI)の3シーズンに分かれ、東京、神奈川、埼玉、静岡、愛知、大阪で行われたリーグ戦で出場権を勝ち取った39チームが出場し、年間チャンピオンと、2025年2月にアメリカ・ラスベガスで開催される『USA POOL LEAGUE NATIONAL CHAMPIONSHIPS』への出場権が争われた。
大会初日、サンビリ荻窪店に集結した39チーム、計239名は、まず13チーム×3ブロックに分かれて、ベスト16入りをかけたステージ1(予選ラウンド)を戦い、ここから勝ち上がった各ブロック5位までの15チームと抽選で選ばれた1チームの計16チームがステージ2(決勝トーナメント)に進出。この日は決勝トーナメント1回戦までが行われベスト8が出揃ったところで終了。
この日のためだけにユニフォームを新調したチームも(東京・池袋Div『Naan ni Cheese』)
迎えた大会2日目は舞台を『Alvis』に移し、東京、静岡、愛知、大阪の以下8チームによる準々決勝からスタート。そして決勝戦は東京・大田Divの『Lamb Chops』と大阪・北大阪Divの『FAM』の対戦となり、この試合を制したLamb Chopsがラスベガス行きの切符を獲得した。
●2024 JCL Final 結果
優勝:大田Div – Lamb Chops
準優勝:北大阪Div – FAM
3位タイ:愛知Div – Night Zoo、愛知Div – Alegre
5位タイ:大阪Div – nitens_flukes、池袋Div – Lips wing、静岡Div – B-DAMANS、大阪Div – Rocky
準優勝・FAM
3位タイ・ Alegre
3位タイ・ Night Zoo
JCLはキッズの参加もOKなのが特徴の1つ。B-DAMANS(5位タイ)のYagisita ryoさんも大活躍
2024年のシーズンを終えたJCLだが、代表の関浩一氏によれば、来年からはエイトボールリーグに加え、ファーゴレートによるハンデが設定されたポイント制で戦うナインボールリーグも新たにスタートするとのことで、さらにナインボールの優勝チームもラスベガスへの招待を予定しているとのことだ。
JCLの2025年最初のシーズンは1月にスタートの予定で、現在エイトボール、ナインボールともに参加プレイヤーを募集中。まだまだ日本では普及段階ではあるものの、ファーゴレートによるこれまでにない正確で公正なハンデシステムで、上級者からビギナーまでが楽しく熱く競い合えるJCLは、登録プレイヤーも徐々に増やしながら進化を続けているようだ。
写真提供:JCL