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2日間に渡る280名の熱戦が終了

2024.10.20

第35回北陸オープン@富山・JR富山駅新幹線改札前イベントスペース特設会場

日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)の2024年シーズン、秋恒例のビッグイベントの1つである『北陸オープン』は、ともにヒルヒルの激戦となり男子・照屋勝司、女子・小西さみあの優勝で幕を閉じた。

初の試みとして富山県の玄関口の1つであるJR富山駅構内の『JR富山駅 新幹線改札前イベントスペース』特設会場で決勝トーナメントが開催された今大会。午前9時からのオープニングセレモニーから表彰式、閉会式までのおよそ12時間に渡って、メインである男子16名、女子8名によるハイレベルなナインボールバトルだけではなく、オープンスペースならではの特性を活かした、道行く人々の目をビリヤードに向ける様々なサブイベントも行われた。

今回の大会は、予選を富山、石川の2県、決勝トーナメントを富山で行ったが、福井、石川、富山の北陸3県は、国内でも早くから独自のクラス分けシステムや、様々なイベント開催を通じ、国内のビリヤード普及と発展に力を入れてきた地域でもある。

コロナ禍で2020年から3年連続で中止となっていた今大会は昨年復活。今年はさらにより良い大会を作るために、主催である『公益社団法人 日本ビリヤード協会北陸支部』はもちろん、大会運営を担った『北陸オープン実行委員会』とボランティアを含めたスタッフ、さらに予選会場となったビリヤード場を含め、北陸が一丸となって歴史ある大会に新たな1ページを刻んだ。

閉会式後のジャンケン大会、最後まで優勝の2人はギャラリーとコミュニケーションを取った

そしてもちろん、2日間に渡って素晴らしいプレーを見せたJPBAプロと、それぞれの目標を胸に今大会に参戦したアマチュアプレイヤーがいたからこそ素晴らしいものとなった北陸オープン。次回大会のさらなる進化を期待するとともに、この大会が、停滞気味の日本ビリヤード活性化への新たな一歩になることにも期待したい。

なお、白熱の決勝トーナメントの模様については、明日改めてリポートをお届けする。

協力:北陸オープン実行委員会
大会オフィシャルサイト:ビリヤード北陸オープン
大会ライブスコア:Hokuriku Open 2024
大会アーカイブ動画:JPBA YouTube

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