今年JOには男女計396名がエントリー
男女予選トーナメント表も発表
9月8日(日)に決勝戦を迎える『男子エイトボール世界選手権』、『女子ナインボール世界選手権』が現在、ニュージーランドで開催中だが、翌週末の14日(土)には、ここに参戦しているJPBA勢も戻り、国内最高峰のオープントーナメントである『第37回ジャパンオープン(JO)』が開幕する。
この大会は、『日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)が主催するランキング対象公式戦の中でも『全日本選手権大会』の次に高いグレードの「G1』であり、世界のプールを統括するWPA公認のランキングイベントでもある。また、国内のアマチュアプレイヤーが参戦、観戦を心待ちにしている「プレイヤーズトーナメント」としても人気が高いビッグイベントだ。
決勝の舞台となるのは東京・竹芝の『ニューピアホール特設会場』
今年37年目を迎えるJOには、エントリー締め切りの時点で男子プロ87名、男子アマ189名、男子海外勢26名、女子プロ41名、女子アマ41名、女子海外勢12名の計396名が出場。男子はテンボール、女子はナインボールを種目に、3日間に渡る熱い戦いが繰り広げられる。
男子テンボールは14日の予選からスタート(トーナメント表はこちら)。東京、神奈川、埼玉の6会場で行われる予選のフォーマットは、ダブルイリミネーション、8ラック先取、勝者ブレイクで、ここでまずは303名が128名に絞られる。
翌15日(日)には、ビリヤード・ロサを会場にシングルイリミネーション、9ラック先取、s勝者ブレイクのフォーマットで決勝トーナメント1日目が行われ、ここでベスト32戦までが行われ、厳しい戦いを勝ち抜いた16名が、最終日の16日(月・祝)に『ニューピアホール』特設会場で、8ラック先取、勝者ブレイクの戦いに臨むこととなる。
男子テンボールの初日〜2日目の会場となる『ビリヤード・ロサ』
女子ナインボールは15日に開幕し、ともに東京の『CUE』『ポイントサンビリ荻窪西口店』の2会場で、ダブルイリミネーション、7ラック先取、勝者ブレイクの予選が行われ、勝ち上がった64名、もしくは32名が8ラック先取となるシングルイリミネーションを戦いベスト8までを決定。最終日の16日には7ラック先取の準々決勝から決勝までが行われる(トーナメント表はこちら)。
昨年の男子テンボールは、ワールドトップスターの1人であるフィリピンのデニス・オルコロ(FR:825)を下した飯間智也(FR:760)が見事に大会連覇を達成し、女子ナインボールでは、青木知枝(FR:685)が、3連覇を含む今大会通算5勝の梶谷景美(FR:672)とのヒルヒル戦で劇的な勝利を挙げ初優勝を果たしている。
Billiard Web CUE’Sでは、これからJO開幕まで1週間、開催期間中はもちろん、大会終了後まで、JOの歴史から最新情報までを詳しく紹介していく。