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フィリピン、台湾、韓国からの刺客達

2024.09.04

呉坤霖、ジェフリー・イグナシオ、ソ・ソアが参戦

1999年、初の特設会場となった『原宿クエストホール』で開催された第12回大会を契機に、フィリピン、台湾を中心にして海外からもトッププレイヤーが参戦するようになったJO。歴代優勝者の中にはレジェンドや、現在はワールドトップスターとして活躍するプレイヤーも数多く、大会のグレードにふさわしいハイレベルな戦いが繰り広げられてきた。

今年のJOには海外勢が男女合わせて37名が出場するが、ここではその中からJPBA勢にとって、強敵となるであろうプレイヤーをピックアップしてみた。

●呉坤霖(台湾/FR:811)

世界タイトルを持つワールドトップスターである柯秉逸(FR:839)、柯秉中(FR:837)、張榮麟(FR:823)に続く台湾トップの一角で、現在はニュージーランドで行われている男子エイトボール世界選手権に出場中で6日の時点でベスト4に勝ち残っており、また、wnt.(ワールドナインボールツアー)プロとしてもプレーしている29歳。ジャパンオープンで優勝こそないものの、2017年、2018年の2度3位タイに入賞している。

●ジェフリー・イグナシオ(フィリピン/FR:808)

2013年の全日本選手権以来、日本でプレーする機会が多くなり、2016年には関東オープンで優勝するなど、ファンにもおなじみな存在となっているイグナシオは32歳。カルロ・ビアド(FR:832)、ヨハン・チュア(FR:823)らとともに、現在はwnt.プロとしても活動している。JOでは2017年の5位タイが最高成績で、今年は6年ぶりの出場となる。

●アントニオ・リニング(フィリピン/FR:790)

1990年代から日本を拠点にしてプレーを続け、2006年、2014年の2度JOを制し、2009年には全日本選手権大会でも王者となったリニング。昨年の東海グランプリでは、JPBA最強プレイヤーの1人、羅立文を決勝戦で完封するなど、61歳となった現在もその実力は衰えを知らない。国内でファンとの交流を持つ機会も多く人気も高い。

●ソ・ソア(韓国/FR:744)

キム・ガヨン、チャ・ユラムなどのトップスターがスリークッションに移り、キャロムがメインストリームとなった韓国。その中で現在、世界の舞台でエースとして活躍しているのがソ・ソア。昨年、PREDATOR PRO SERIESのラスベガスオープンで国際タイトルを初獲得して以降は、ワールドトップスターへの階段を着実に登っている。JOは初出場。

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