JPBAトップ3のキュー!〜女子編〜
ブレイク、ジャンプはフルカーボンを装備!
厳しいトーナメントの世界に生きるトッププロにとって、プレースタイルや好みに合わせてチョイスした常に信頼のおける相棒はマストアイテム。男子編に続き、ここでは、ジャパンオープンでも活躍が期待される8月末時点のJPBA女子ランキングトップ3が現在使用しているキューをチェックしてみた。
●ランキング1位:河原千尋
これまでJOでは4度ファイナルの舞台に立ち、2013年、2015年に優勝を果たしている河原プロの使用キューは、プロ入り以来のスポンサーでもある『(株)三木』のEXCEED(エクシード)。その中の河原プロモデルでもある『EXC-161CKSP』を相棒に今年も好調なプレーを続けている。
現在のメインシャフトは、『IGNITE 12.2』で、ブレイクキューは『MEZZ POWER BREAK G』、ジャンプキューは『MEZZ AIR DRIVE3』とカーボンを使用中。
●ランキング2位:小西さみあ
昨年大会でJO自己最高位の3位タイに食い込み、今年はJPBA公式戦2連勝を果たすなど、安定した成績でランキングも2位まで上げてきた小西プロが現在は現在使用しているのは、河原プロと同じ三木のEXCEED(エクシード)。『EXC-S0602Wtw』はエクシードの中でもきめ細やかなインレイが特徴的なハイエンドモデルだ。
メインシャフトは、木の打感を残しつつハイテクシャフトの性能を引き出し、ウッドシャフト派に人気の高かった『WX700』(現在は廃盤)で、ブレイクキューは『MEZZ POWER BREAK G』、ジャンプキューは『MEZZ AIR DRIVE3』とこちらは最新のカーボンモデルを使用中。
●ランキング3位:村松さくら
昨年大会でJO自己最高位の5位タイに入り、今年のJPBA公式戦で嬉しい初優勝を果たし勢いに乗る村松プロの使用キューは、今年の6月に一般販売がスタートしたばかりの『UNLIMTED』(アンリミテッド)。その中で村松プロは、竹の子ハギを使用した『バタフライ』モデルを相棒として国内はもちろん、積極的に海外戦にも挑戦している。
メインシャフトは、アンリミテッドオリジナルの『ダブルカーボンシャフト』で、ブレイクキューはブレイクのために設計されたダブルカーボンシャフト装備の『アンリミテッドブレイク』、ジャンプキューはフルカーボン設計の『アンリミテッドジャンプ』と、プレーからジャンプまでフルカーボンの装備となっている。