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決勝は、男女とも海外勢対決に

2024.09.16

第37回ジャパンオープン@東京・竹芝・ニューピアホール

日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)が主催する国内最大のビリヤードオープントーナメント『第37回ジャパンオープン』(JO)の最終日、男子テンボール、女子ナインボールの準決勝が終了し、決勝進出者が決定した(準決勝の組み合わせは以下)。

土方隼斗(JPBAランキング1位/FR:798)vs 林宗翰(台湾/FR:744)
ジェフリー・イグナシオ(フィリピン/FR:808vs川端聡(8位/FR:745)

柳信美(台湾/FR:713)vs久保田知子(4位/FR:670)
ソ・ソア(韓国/FR:744)vs王婉菱(台湾/FR:737

一斉にスタートした男女の準決勝。まず男子テンボールの土方が好スタート見せて、先制点からリードを保ち、第5ラックでは難しくしてしまった⑩を沈めて4-1。林も1点返した後の第7ラックでマスワリを決めて3-4と1点差に迫る。続くラックは①のセーフティ戦からチャンスを得た土方が難球も攻めきって5-3とするが、次ラックのマスワリ寸前の⑨を土方がミスして林の4-5。さらに林が再びマスワリで5-5となる。

ここでタイムアウトを取った土方。第11ラックは①ジャンプショットでチャンスを作ったが、②のキックセーフティがオープンになったところを林が取り切って遂に6-5と逆転。さらに第12ラックのマスワリで7-5。

3位タイ・土方隼斗

絶体絶命となった土方だったが、林が上がりきれず1点を返すと、続くラックでマスワリ、さらにヒルヒルのラストラックも渾身のマスワリかと思われたが⑦をミス。しかしこれが渋く残り、意を決した林の⑦バンクが外れてターンは再び土方へ。時間をかけて取り切りに向かった土方だったが、勝利目前の⑨でスクラッチで7-8となり、今年のJOは3位タイでのフィニッシュとなった。

唯一のJPBA勢として柳信美と対戦した久保田は、2-0と先行したが第6ラックで柳に追いつかれて序盤を終えて3-3。続くラックは、セーフティ戦から最後は柳のポジションミスからのチャンスを拾った久保田が4-3。しかし次ラックは柳が取り返して4-4と拮抗した状態が続く。しかし第9ラックを取った柳が、ここから3連取を果たして7-4で勝利。

3位タイ・久保田知子

アジアトップ勢対決となったソvs王は、終盤まで終始競り合う展開となり、先に6-5と先にリーチをかけたのは王。最終となった第12ラックも①のセーフティ戦から王が慎重に取り切って7-5として決勝へ進んだ。

3位タイ・ソ・ソア

大会ライブスコア:Japan Open 2024
大会ライブ配信:JPBA YouTube

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