男女ベスト4が決定
第37回ジャパンオープン@東京・竹芝・ニューピアホール
1日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)が主催する国内最大のビリヤードオープントーナメント『第37回ジャパンオープン』(JO)の最終日、男子テンボール、女子ナインボールの準々決勝が終了。男女ベスト4が出揃った。ここからスタートとなった女子ナインボールの対戦は以下の通り。
栗林美幸(JPBAランキング5位/FR:716)vs柳信美(台湾/FR:713)
高木まき子(19位/FR:635)vsソ・ソア(韓国/FR:744)
久保田知子(4位/FR:670)vs小西さみあ(2位/FR:677)
曽根恭子(11位/FR:681)vs王婉菱(台湾/FR:737)
ここでベスト4一番乗りを果たしたのが、韓国のエースであるソ・ソア。久々のニューピア登場となった高木まき子を相手に付け入る隙を与えず一気に7-1で勝利。
5位タイ・高木まき子
日本vs台湾となった栗林vs柳、曽根vs王は、ともに台湾が先行する展開となる。まず栗林は3-6とリーチをかけられたところからの反撃を目指したが、最終となった第10ラック、柳の⑦セーフティに対してキックで当てられず、ここで大会終了となった。
5位タイ・栗林美幸
曽根は中盤の第9ラックで5-5に追いついたが、ここから王が一歩抜け出すと最終ラックをきっちりマスワリで締めて勝利。残るJPBA対決となった久保田vs小西のゲームは、序盤から波に乗れない小西を尻目にしっかりと加点していった久保田が7-1で勝利して準決勝に進んだ。
5位タイ・曽根恭子
5位タイ・小西さみあ
一方男子準々決勝は、JPBA対決となった竹中とのゲームを8-1と圧倒した川端が準決勝一番乗り。ベスト16戦で快勝した金澤は、イグナシオを相手に怯むことなく戦ったが、もう一歩のところでのミスを捉えられ5-8。しかし16歳でのベスト8進出は見事な成績と言って良いだろう。
土方隼斗(JPBAランキング1位/FR:798)vs 吉岡正登(38位/FR:749)
林宗翰(台湾/FR:744)vs赤狩山幸男(22位/FR:765)
竹中寛(5位/FR:740)vs川端聡(8位/FR:745)
ジェフリー・イグナシオ(フィリピン/FR:808)vs金澤蒼生(FR:719)
5位タイ・竹中寛
5位タイ・金澤蒼生
土方vsリニングは、4-2と先行したリニングを土方が4連取で逆転し、さらにマスワリで7-4リーチ。しかしここからリニングもワンチャンスをものにして6-7まで迫る。第14ラックはリニングに取り出しがなく①をセーフティに行ったがこれがオープンとなり、ロングの①をしっかりと決めた土方がそのまま取り切って8-6で勝利した。
5位タイ・アントニオ・リニング
赤狩山vs林の対戦は序盤から競り合う展開となり第10ラックを終わって5-5。ここから一歩抜け出したかった赤狩山だが、林に3連取を許し5位タイでのフィニッシュとなった。
5位タイ・赤狩山幸男
大会ライブスコア:Japan Open 2024
大会ライブ配信:JPBA YouTube