日本のエースがJO参戦!
大井直幸を支える頼れる相棒をチェック!
写真提供:森覺摩
『日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)に所属しながら海外戦を主戦場にし、wnt.(ワールドナインボールツアー)プロとして世界中を転戦する大井直幸。今シーズンは2月にWPA公認の『男子テンボール世界選手権』で、2021年に続く2度目の準優勝を果たすと、8月の『ヘルシンキオープン』でwnt.ランキングイベント初優勝を飾るなど好成績を挙げている。
テンボール世界選手権では準優勝(写真提供:森覺摩)
そして8月から9月にかけてヨーロッパ、アメリカ、ニュージーランドで4試合を戦った大井は今週帰国し、2019年大会以来となる2度目の優勝を目指してJOに参戦し、久々に日本のファンの前でプレーする。
そんな大井に今年勝利をもたらした強力な相棒だが、まずメインとなるプレーキューは、『HOW』の中でもハイエンドなPLシリーズの中の『01-GJ』をベースにして、通常はウッドグリップのところ、グリップの下半分が革巻きとなった大井プロ特別モデルとなっている。
大井直幸の相棒。左から『UNLIMITED Full Carbon JUMP』、『UNLIMITED Half Carbon BREAK』、『HOW』特別モデル
ここに装備されているのが、今年本格的に販売が開始されたカーボンシャフト『HOW FLASH』。大井プロは昨年から実戦投入し、テスターの1人としても使用を開始していたが、その間に何度か細かなブラッシュアップが図られ、今年に入り遂に大井プロも納得の仕上がりとなったものだ。現在このシャフトには『ZAN TIP』(Hybrid Max)が装着されている。
大井直幸は先端径12.5mmを使用
そしてブレイクキューとジャンプキューはともに『UNLIMITED』。まずブレイクは、バット、シャフト全てがカーボンの「フルカーボン」と、バットの前半分のフォアアームがウッドでグリップがカーボンとなっている「ハーフカーボン」の2タイプのうちハーフカーボンを使用。ジャンプについては、ブレイクと同じく2タイプある中で「フルカーボン」を武器としている。
4月の『関東オープン』での優勝以来、今年の日本での試合は2試合目となる大井プロ。JOでは出場者中最高のFR:818で、間違いなく優勝候補の1人と言える日本のエースは、まず14日(土)、神奈川県川崎市の『バグース川崎店』予選14組で2度目の制覇を目指す戦いをスタートする(トーナメント表はこちら)/。