雁木-GANGI-「297-101」〜ハギとインレイ、至高の融合〜
アダムジャパンの最新作は2025年1月発売予定
今回はポケット用(上)とキャロム用の2タイプが発売予定
日本を代表するキューメーカーとして、国内外のトッププロからアマチュアまで幅広い層のプレイヤーから絶大な信頼を寄せられている『(株)アダムジャパン』。木を知り、キューを知るクラフトマン達の卓越した技術と革新的なアイディアから生み出された名品が数ある中で、その誕生以来、今もなおフラッグシップモデルとして愛され続けているのが『MUSASHI』だ。
そして、伝統の技術と独自のバット構造が融合し、パワー、見越しなどの性能面から打感に至るまで唯一無二の特徴を実現したMUSASHIは今もなお進化を続けており、今年になり、特徴はそのままに「アダムジャパンだからできるハギとインレイの融合」をコンセプトにした「矢倉」と「雁木」の2モデルが発表された。
今回紹介するのは、このうち、今年の『ジャパンオープン』と『全日本選手権』の記念モデルとしても登場した雁木で、通常販売される雁木の第一弾と言えるモデルとなっており、現在はポケット用、キャロム用の2タイプの準備が進められている。
黒檀ベースに青、水色、白が使われたポケット用
『雁木-GANGI-「297-101』と名付けられたこのモデルは、グリップの上下にこのデザイン専用に作られたオリジナルリングがあしらわれた「4剣ハギ+4剣クロス」が基本デザイン。そこに、アダム伝統のハギをベースにした精緻なインレイが施されており、トラディショナルでありつつ斬新な、これまでのMUSASHIとはまた違ったテイストに仕上がっている。
キャロム用は黒檀/縄文に赤、木、橙
アダムジャパンが持つ高いキューメイキングの技術とデザインに対する柔軟な発想から作り出された今回の雁木。ポケット用は、黒檀/黒檀がベースで標準装備シャフトは『ACSS-M-』、キャロム用は黒檀/縄文で、シャフトは『ACSSPROⅡ』と『 M.Fuji 23』となっており、販売開始は2025年1月の予定となっている。
写真提供:アダムジャパン