男女決勝、ともに海外勢対決に
寬仁親王牌 第57回全日本選手権国際オープン@尼崎・あましんアルカイックホール・オクト
兵庫県尼崎市の『あましんアルカイックホール・オクト』特設会場を舞台に開催されているジャパンプール最高峰のトーナメント『寬仁親王牌 第57回全日本選手権国際オープン』。男女準決勝が先程終了し、今年の男女ファイナリストが決まった。
男子テンボール準決勝は土方隼斗(JPBA/FR:798)vsジュンダル・メゾン(フィリピン/FR:800)、赤狩山幸男(JPBA/FR:765)vs呉坤霖(台湾/FR:811)の対戦。まずこの試合に勝って2年連続の決勝進出といきたかった土方だったが、この試合はメゾンに走られると、追撃のチャンスでミスが出てしまう悪循環となり、まさかの完封負けで3位タイで大会終了となった。
3位タイ・土方隼斗
初の決勝戦進出を狙った赤狩山は中盤まで呉坤霖と競り合いながら4-4から6-4とし、さらに3点差にするチャンスがあったがここで⑧をミス。ここから流れが一気に傾き、呉坤霖が隙の無いプレーでそのまま7連取でフィニッシュ。男子決勝はFRover800プレイヤー対決となった。
3位タイ・赤狩山幸男
一方女子ナインボールは、海外勢がやはりその実力を発揮。まずソ・ソア(韓国/FR:740)が準々決勝の谷みいな(JPBA/FR:649)に続き、奥田玲生(JPBA/FR:669)も9-0で完封。淡々と練習のようにランアウトを積み重ねていくその姿は、まさにワールドトップスターのオーラを纏っていた。
3位タイ・奥田玲生
また、中国対決となった王曉彤(中国/FR:779)vs劉莎莎(中国/FR:不明)の1戦は、先に8-5とリーチをかけた王を劉莎莎が8-7まで追撃するが一歩届かず、王が初出場にして決勝進出を決め、結果決勝戦は、世界トップレベルの2人の対決となった。
3位タイ・劉莎莎
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