日本期待のジュニアが躍動、この後ベスト64進出32名が決定
寬仁親王牌 第57回全日本選手権国際オープン@尼崎・あましんアルカイックホール・オクト
会場となっている『あましんアルカイックホール・オクト』
『日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)の2024年シーズンを締めくくる、ジャパンプール最高峰のビリヤードトーナメント『第57回寬仁親王牌 全日本選手権国際オープン』。現在進行中の男子テンボールのステージ2・1回戦が終了し、18時の時点で4グループの1回戦がほぼ終了し、勝てばベスト64進出が決定する2回戦がスタートしている。
ここまでの1回戦では、グループ2の青山和弘が1回戦に勝利した後、隣の枠の2人が欠場だったため、2回戦を待たずにベスト64進出一番乗りとなる珍しい事態もあったが、最もインパクトを残したのが日本期待のジュニアプレイヤーである織田賢人アマ(FR:※666)。
ベスト64一番乗りは青山和弘
17日に同会場で行われた学生選手権で連覇を達成し、今大会でも翌日のステージ1から勝ち上がってきた織田は、JPBAランキング7位(10月末時点)の北谷好宏(FR:753)と対戦し、序盤から5-1とリードすると、8-4とした第13ラックをマスワリで締めて2回戦に進出。現在はベスト64進出をかけて青木亮二(FR:693)と対戦する。
北谷好宏vs織田賢人(JPBA YouTubeより)
また、織田とともに将来を期待されるジュニアプレイヤーで、昨年大会ではベストアマに輝いた金澤蒼生アマも、今大会出場者中のFRランクトップで、2019年大会準優勝の党金虎に挑み、惜しくも敗れたものの、5-8からヒルヒルに追いつく健闘を見せた。
党金虎vs金澤蒼生(JPBA YouTubeより)
その他、JPBAランキングトップ10、出場者FRランクトップ20のプレイヤーは、ほぼ順当に2回戦に進んでいるが、FRランク18位で2011年のナインボール世界王者でもある赤狩山幸男(FR:765)が台湾のLin Tsung Han(FR:736)に敗れるアップセットも起こっている。なお、今回FRランク10位のジェソン・マラビ、15位のラミル・ガレゴは欠場となっている。
※台湾の唐境霆(FR:818)、Kuo Hsuan Wei(FR:771)は信頼性不足のためランク外としています
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大会ライブスコア:All Japan Championship 2024
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