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全日本出場選手、Fargorate女子トップ20!

2024.11.18

寬仁親王牌 第57回全日本選手権国際オープン@尼崎・あましんアルカイックホール・オクト

トップの韓雨は、全日本選手権も2度制覇している

Billiard Web CUE’Sでは、昨年10月から国際トーナメントを報じる際に、プレイヤー名の後に『Fargorate』(ファーゴレート)を「FR」として表記している。「FR:800」のように、3桁の数字で表されるファーゴレートとは、簡単に言えばプレイヤーの「強さ」を表す指標で、すでに実績のあるアルゴリズムを使用し、世界130ヵ国、約30万人のプレイヤーが登録されており、その中でも特にプロプレイヤーのデータは国際トーナメントの成績が自動的に随時反映されることもあり、現在のプレイヤーの強さがかなり正確に表されているものと捉えている(ファーゴレートに関する詳細は以下)。

FargoRate(ファーゴレート)って何?
Fargo Rate(ファーゴレート)、世界と日本

今回は、昨日に続き、いよいよ週明けに開幕が迫ったJPBAの2024年シーズンを締めくくるビッグイベントである『寬仁親王牌 第57回全日本選手権国際オープン』に出場し、優勝争いに絡む可能性が高い国内、海外選手のファーゴレート女子トップ20を紹介する。

●女子ナインボール〜中国勢がトップ4を独占〜

男子と違い分断のない世界の女子プール界は、昨年から今年にかけて大会数、賞金額も上昇傾向で、トップクラスのプレイヤーが活発に動いていることもあり、今大会にもワールドトップスターが多数参戦している。その中で1位となったのは、中国が誇るトップ2の一角で、女子ナインボール世界選手権を3度制覇し、全日本選手権でも2度の優勝を誇る韓雨。さらに2位から4位までを中国勢が独占する結果となった。

JPBAプレイヤーの1位は、昨年大会準優勝で、今年は女子ナインボール世界選手権で3位タイ、国内ではJPBA女子ランキングトップを独走、さらに世界のFRランキングでもトップ10に入っている河原千尋。以下、昨年大会優勝の平口結貴と栗林美幸が、女子トッププレイヤーの1つの指標となるover700となっている。

FRからも河原千尋が常に優勝候補に上がる実力を持っていることがわかる(写真提供:森覺摩)

今回の女子FRトップ20の内訳は、韓国6名、台湾5、JPBA5、中国4。海外勢がいかに強力であるかがわかる結果となったが、河原、平口、栗林を始め、海外でも実績のある曽根恭子、さらに今年国内で3勝を挙げ、海外戦にも積極的にチャレンジしている小西さみあ、さらにその下に僅差で続く国内トップ勢もレベルを上げてきていることもわかるデータとなった。

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