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全日本出場選手、Fargorate男子トップ20!

2024.11.17

寬仁親王牌 第57回全日本選手権国際オープン@尼崎・あましんアルカイックホール・オクト

今大会のFR1位は台湾の呉坤霖(写真提供:Matchroom Pool

Billiard Web CUE’Sでは、昨年10月から国際トーナメントを報じる際に、プレイヤー名の後に『Fargorate』(ファーゴレート)を「FR」として表記している。「FR:800」のように、3桁の数字で表されるファーゴレートとは、簡単に言えばプレイヤーの「強さ」を表す指標で、すでに実績のあるアルゴリズムを使用し、世界130ヵ国、約30万人のプレイヤーが登録されており、その中でも特にプロプレイヤーのデータは国際トーナメントの成績が自動的に随時反映されることもあり、現在のプレイヤーの強さがかなり正確に表されているものと捉えている(ファーゴレートに関する詳細は以下)。

FargoRate(ファーゴレート)って何?
Fargo Rate(ファーゴレート)、世界と日本

そこで今回は、いよいよ週明けに開幕が迫ったJPBAの2024年シーズンを締めくくるビッグイベントである『寬仁親王牌 第57回全日本選手権国際オープン』に出場し、優勝争いに絡む可能性が高い国内、海外選手のファーゴレート男子トップ20を調べてみた。

●男子テンボール〜トッププロの証、over800は6名〜

今大会はWPA/ACBSの問題と同日程でアメリカで開催される『2024 THE INTERNATIONAL OPEN』の影響もあって、残念ながらワールドトップスターの参加はなく、上のように出場選手中のトップは、現在開催中のプエルトリコエキスポのミックスダブルスで優勝を果たした呉坤霖、2位は2019年大会で準優勝の実績を持つ党金虎、3位は日本でもおなじみのジェフリー・イグナシオと、wnt.プロでもある3名となった。

JPBAプレイヤーのトップは、今回は出場しない大井直幸(FR:819)を含め現在国内に2名しかいないover800プレイヤーの1人である羅立文で、2位が今年のJPBA男子MVP獲得に最も近い存在で、今年は一時800を超えた時期があった土方隼斗となった。

JPBA唯一のover800プレイヤーは羅立文

今回のランキングの特徴的な部分の1つは今回8位となっている呂輝展。昨年まで長らくトーナメントから離れており、全日本で優勝を飾った時点のFRは820を超えていたが、今年に入ってトーナメントでのデータが蓄積されてきたことによって、信頼性が高まり794という数字に落ち着いている。もう1つ、2018年大会王者である高野智央が土方隼斗に次いで日本人プレイヤー3位となっているのは、データ量がさほど多くない中で、2018年大会中にワールドトップスターと対戦した結果が反映されているものと考えられる。

明日は台湾、中国、韓国からトップ勢が多数参戦する女子ナインボールのトップ20を紹介する。

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