男子164名、女子64名の組み合わせ発表
寬仁親王牌 第57回全日本選手権国際オープン@尼崎・アルカイックホール・オクト特設会場
いよいよ開幕まで1週間となった『日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)の2024年シーズンを締めくくる、ジャパンプール最高峰のビリヤードトーナメント『第57回寬仁親王牌 全日本選手権国際オープン』。11月10日(日)に、男子テンボール、女子ナインボールの出場選手とトーナメント表、そして20日〜24日(水〜日)までのタイムテーブルが発表された(トーナメント表、タイムテーブルはこちら)。
まず男子テンボールは20日(水)にスタートする128名枠のステージ2に先立ち、18日〜19日(月・火)の2日間に渡ってステージ1が行われる。18日の1日目にはJPBA1名、海外勢12名、アマ42名の計56名がエントリーしており、まずは12組に分かれた9ラック先取のシングルイリミネーションで12名、翌日の2日目からも同様に12名が勝ち上がり、今年は計24名がステージ2に進出するフォーマットとなっている。
今年のステージ1は、24名が勝ち上がるフォーマットとなっている
そして20日スタートのステージ2は、128名が16名✕8組に分かれ、まずは9ラック先取のダブルイリミネーションラウンドを戦い、それぞれの組から8名が、11ラック先取、シングルイリミネーションとなる決勝トーナメントに進出する。
ステージ1からの勝ち上がり24名を除いた104名の内訳は、JPBA77名、海外勢27名となっており、ここには前回大会準優勝で、現在JPBA男子ランキング1位(10月末時点)の土方隼斗(FR:798)を筆頭にしたJPBAのトップランカーが揃っている他、前回王者の呂輝展(台湾/FR:794)を始めとした、台湾、フィリピンを中心とした強力な海外勢、さらに、2019年大会の準優勝者で、現在はwnt.プロとしての実績も持つ党金虎(中国/FR:810)の名前もある。
土方隼斗は今年、ランキングトップとして海外勢を迎え撃つ先頭に立つ
22日に幕を開ける女子ナインボールには計64名が出場。まずは16名✕4組に分かれた7ラック先取のダブルイリミネーションラウンドを行い、各組8名の計32名が9ラック先取となる決勝トーナメントに進むフォーマットとなっている。
ここには、現在プエルトリコで女子テンボール世界選手権を戦っている河原千尋(FR:748)、小西さみあ(FR:675)のランキングトップ2はもちろん、3位の久保田知子以下のトップランカー、そしてこちらもプエルトリコ遠征中で前回大会優勝の平口結貴など36名のJPBA勢がエントリーしているが、今年の女子は昨年にもまして海外勢が強力だ。
河原千尋は、悲願の全日本初制覇を狙う
まず、中国からは韓雨(FR:784)、付小芳(FR:762)、劉莎莎(FR:不明)、王晓彤(FR:779)、張沐妍 (FR:752)の5名が参戦。陳思明(FR:785)こそいないものの、最強レベルと言ってもよい布陣となっている。台湾からは今年のジャパンオープンを制した王婉菱(FR:738)、同準優勝の柳信美(FR:713)、陳佳樺(FR:744)ら、こちらもトップ勢が参戦。さらに韓国からはエースのソ・ソア(FR:740)、昨年大会で3位タイに入賞している、キム・ボガン(FR:685)、キム・へーリン(FR:686)などがエントリーしており、女子ナインボールは昨年以上の激闘となることが予想される。