宮下綾香が銀メダル、森陽一郎は銅メダルを獲得
第13回アジアキャロム選手権 男子スリークッション@韓国・江原道

昨年はメダルなしに終わった日本勢だが、今年は宮下綾香(左)と森陽一郎が表彰台に立った
3月27日〜30日(木〜日)までの4日間の日程で開催されていた『Asian Carom Billiard Confederation』(ACBC)公認、『Korea Billiards Federation』(KBF・大韓ビリヤード連盟)主催による『The 13th Asian Carom Championship』(第13回アジアキャロム選手権)の全日程が終了。男子スリークッション、男子1クッション、女子スリークッション、U22 スリークッションの4種目のメダリストが決定した。
まず28日(金)に16名による50点ゲームの決勝トーナメント行われた男子スリークッション、『日本プロビリヤード連盟』(JPBF)所属の日本勢として唯一勝ち残っていた船木翔太は1回戦(ベスト16戦)で敗れて9位タイ。
続く準々決勝は全て韓国vsベトナムの対決で2勝2敗となり、準決勝も同じくアジアンキャロム強国の戦いとなった。ここで昨年覇者のキム・ジュンテ(韓国)がチャン・クェット・チェン(ベトナム)を50-27、チョ・ミュンウ(韓国)がレ・タイン・ティエン(ベトナム)を50-42で降して韓国の金銀が確定。決勝戦ではチョが21イニング、ハイラン16点、Ave.2.381の素晴らしいパフォーマンスでキムに50-15で勝利し、2023年大会以来2年ぶりの戴冠を果たした。
29日(土)にスタートした男子1クッション、女子スリークッション、U22 スリークッションには、日本から12名が出場。まず16名によるシングルイリミネーション、100点ゲームで争われた1クッションでは、2023年大会優勝、昨年は5位タイだった森陽一郎(JPBF)が銅メダルを獲得。
森は高橋朋隆(JPBF)との日本勢対決となった1回戦に100-57で勝利すると、準々決勝では韓国のチョイ・ワンヨンを100-68で破ってベスト4に進出。ベトナムのヴォー・フオック・タインとの対戦となった準決勝では84–100と接戦を落としたものの、2大会ぶりとなるメダル獲得となった。なお、決勝戦はヴォー・フオック・タインvsホー・ホアン・フンのベトナム対決となり、100-94で勝利したホー・ホアン・フンが金メダルを手にした。
日本から6名が出場した女子スリークッションは、まず29日に4名×4組による25点ゲームの予選リーグが行われ、宮下綾香、西本優子のJPBF勢と深尾典子アマの3名が8名による30点ゲームの決勝トーナメントに進出。
西本と深尾アマは惜しくもここで敗れて5位タイフィニッシュとなったが、宮下がベトナムのグエン・ドゥック・イエン・シンに30-22で勝利し準決勝に進むと、韓国のパク・セジョンにも30-28で競り勝って決勝に進出。韓国のホ・チェウォンとの対戦では27イニング、ハイライン9点、Ave.1.111の好プレーの前に13-30と敗れたが、今大会の日本勢最高成績となる銀メダルを獲得した。

今大会のメダリスト達。今回は韓国が金3、銀2、銅4、ベトナムが金1、銀1、銅3、日本が銀1、銅1のメダルを獲得
なお、16名によって争われ、地元韓国勢が昨年に続きベスト4を独占する強さを見せたU22 スリークッションに出場した、平田颯アマと宮本琉成アマは、4名×4組の予選リーグで善戦したもののグループDで3位、4位となり決勝トーナメント進出はならなかった。
写真提供/JPBF
大会オフィシャルサイト:Asian Carom Billiard Confederation
大会アーカイブ動画:Korea Billiards Federation