アマ最高峰のナインボールバトル、クライマックスは明日スタート
第30期球聖戦 挑戦者決定戦・球聖位決定戦@千葉・Anything

会場となる『Anything』
4月19日〜20日(土・日)の2日間に渡り、『日本アマチュアポケットビリヤード連盟』(JAPA)主催によるアマチュアナインボールの全国タイトル戦、球聖位の称号をかけた『第33期球聖戦 挑戦者決定戦』と『球聖位決定戦』が行われる。会場は現球聖位・小宮鐘之介の所属店『Anything』(千葉・松戸)。
まず19日に行われる挑戦者決定戦は、東日本代表・林承豊と西日本代表・大塚郷司が3セット先取(1セット7ラック先取)のフォーマットで戦い、その勝者が現球聖・小宮への挑戦権を獲得する。

東日本代表・林承豊

西日本代表・大塚郷司
15日に行われる球聖位決定戦は、現球聖・小宮と挑戦権を勝ち取った林、大塚のいずれかが、最長で7ラック先取を9回戦うことになる、5セット先取のロングフォーマットで球聖位の座を争うことになる。

第33期球聖位・小宮鐘之介
現球聖の小宮は、コロナ禍が明けた2021年に第28期球聖の小笠原晋吾を破って第29期球聖の座に就くと、2022年には高上真一、2023年には持永隼史、さらに昨年は増渕享士の挑戦を退け、現在まで在位4期、防衛3回。これは初代球聖の高橋邦彦(JPBA)、アマチュア全国タイトルを全て持つ当代最強アマの1人である喜島安広と並ぶ記録となっている。
そんな最強の球聖位が在位5期、防衛4回の新記録を作るのか、ともに初の代表選手となった林、大塚が長い予選を潜り抜けてきた勢いを発揮して小宮を止めるのか。全国のプレイヤーが注目するアマ最高峰のナインボールバトルに注目したい。
写真提供/『日本アマチュアポケットビリヤード連盟(JAPA)』、『on the hill!』
ライブ配信:japa _Billiards