船木翔太がJPBF勢最高の9位タイ
第13回アジアキャロム選手権 男子スリークッション@韓国・江原道

3月27日(木)に開幕した『Asian Carom Billiard Confederation』(ACBC)公認、『Korea Billiards Federation』(KBF・大韓ビリヤード連盟)主催による『The 13th Asian Carom Championship』(第13回アジアキャロム選手権)。大会2日目の28日は男子スリークッションの決勝トーナメントが進行中だ。
この種目には日本から『日本プロビリヤード連盟』(JPBF)所属の梅田竜二、宮下崇生、竹島欧、森陽一郎、高橋朋隆、新井達雄、船木翔太、甲斐譲二、米山聡、萩原孝昌の10名が決勝トーナメント進出を目指し、大会初日に4名×8組に分かれた40点ゲームの予選リーグを戦った。
アジアンキャロムのトップ2である韓国、ベトナムのトッププレイヤーとリーグ2位以上を争う戦いは厳しいものとなり、今年の全日本選手権で4連覇&通算7度目の優勝を果たしたエースの梅田を始めとして9名が予選リーグ突破を果たせずここで敗退。JPBF勢では唯一、船木翔太がグループB2位で勝ち進んだ。
明けて大会2日目の決勝トーナメント1回戦、船木は予選を3戦全勝、全体2位で通過した韓国のチョ・ミュンウと対戦。50点ゲームとなったこの試合は、チョがハイラン11点を含む17イニング、Ave.2.941と素晴らしいプレーを見せて50-17で勝利し、船木は9位タイで大会を終えることとなった。なお、男子スリークッションはこの後準々決勝、準決勝と進み、19時スタート予定の決勝戦でアジア王者が決定する。
また、明日の大会3日目からは、男子1クッション、女子スリークッション、U22 スリークッションの3種目がスタート。日本勢12名が試合に臨み上位進出、メダル獲得を目指す。

写真提供/JPBF、大韓ビリヤード連盟
大会オフィシャルサイト:Asian Carom Billiard Confederation
大会ライブ配信:Korea Billiards Federation