林承豊、坂田夕紀が東日本代表に決定
第33期球聖戦&第16期女流球聖戦 東日本A級戦@東京・ビリヤード・ロサ

林承豊(左)が中野雅之を降して初の東日本代表に
3月16日(日)、東京の『ビリヤード・ロサ』を会場に『日本アマチュアポケットビリヤード連盟』(JAPA)が主催する『第33期球聖戦』と『第16期女流球聖戦』の東日本A級戦が開催された。
第33期球聖戦 東日本A級戦には、B級戦からの進級者16名、北海道3名、東北9名にA級シードの増渕享士、持永隼史、喜島安広、福田充寿の4名を加えた32名が出場。16名×2組に分かれた6ラック先取(敗者側5ラック先取)のダブルイリミネーションによる予選の後、7ラック先取、シングルイリミネーションの決勝トーナメントが行われた。
先に行われた西日本A級戦同様、全国タイトルホルダーも多数勝ち残る中、素晴らしいプレーを見せたのが神奈川の林承豊。林は1回戦(ベスト16戦)で佐藤祐太(群馬)を7-2で下すと、準々決勝では、現名人でアマ全国タイトルを全て獲得している喜島安広(埼玉)を7-1で撃破。
さらに準決勝では持永隼史(東京)、決勝でも中野雅之(東京)とトップアマとして活躍を続ける全国タイトルホルダーを連破して自身初となる東日本代表の座を獲得した(結果はこちら)。
一方、B級戦からの進級者11名、北海道2名、東北2名、A級シードで、第12期〜第14期女流球聖の梶原愛(東京)の計16名が出場した第16期女流球聖戦 東日本A級戦は、5ラック先取、ダブルイリミネーションの予選から8名が勝ち上がり、6ラック先取、シングルイリミネーションの決勝トーナメントが戦われた。

坂田夕紀(左)が2年連続で東日本代表となった
この戦いを制したのは、昨年の東日本A級戦に勝ち東日本代表となっている坂田夕紀(神奈川)。坂田は1回戦(準々決勝)で第3期女流球聖の米田理沙(東京)を6-2で降すと、準決勝では昨年大会の決勝で対戦した山田希織(北海道)を6-0、決勝でも千葉美幸(岩手)を6-1と圧倒し、2年連続の東日本代表となった(結果はこちら)。
4月19日(土)に現球聖の小宮鐘之介のホーム、千葉県松戸市の『Anything』で行われる『第33期球聖戦 挑戦者決定戦』に進出した林は、すでに3月9日(日)に決定している西日本代表の大塚郷司(大阪)と小宮への挑戦権をかけて対戦する。また、坂田の相手となる第16期女流球聖戦 西日本代表選手は3月23日(日)に決定する。
●第33期球聖戦・第16期女流球聖戦の流れ
●2月16日(日)【終了】
第33期球聖戦 関東地区B級戦(会場:ビリヤード・ロサ)
第33期球聖戦 関西地区B級戦(会場:マグスミノエ、Break、フタバボウル泉大津店)
第16期女流球聖戦 関東地区B級戦(会場:ビリヤード・ロサ)
第16期女流球聖戦 関西地区B級戦(会場:マグスミノエ、フタバボウル泉大津店)
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●3月9日(日)【終了】
第33期球聖戦 西日本地区A級戦( 会場:マグスミノエ)
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●3月16日(日)【終了】
第33期球聖戦 東日本地区A級戦(会場:ビリヤード・ロサ)
第16期女流球聖戦 東日本地区A級戦(会場:ビリヤード・ロサ)
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●3月23日(日)
第16期女流球聖戦 西日本地区A級戦(会場:マグスミノエ)
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●4月5日(土)
第16期女流球聖戦 挑戦者決定戦(会場:マグスミノエ)
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●4月6日(日)
第16期女流球聖戦 女流球聖位決定戦(会場:マグスミノエ)
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●4月19日(土)
第33期球聖戦 挑戦者決定戦(会場:Anything・千葉)
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●4月20日(日)
第33期球聖戦 球聖位決定戦(会場:Anything・千葉)
写真提供:JAPA/On the hill!
大会アーカイブ動画:japa_Billiards