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ビリヤードで子ども達の笑顔の絶えない空間を

2025.03.06

第3回Ful-Full杯@福岡県春日市『ビリヤードVECTOR』

2月24日(日)に福岡県春日市の『ビリヤードVECTOR』を会場に開催された『第3回Ful-Full杯』。『日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)所属の辻田佳一プロと同市内のフリースクール『一般社団法人 ColorFul-HappyFull』代表の永野マミさんが主催し、数多くの企業やビリヤード関係者の協力を得て継続的に行われているこのイベントのメインコンセプトは、近年増加しているさまざまな事情を抱える不登校の子供たちが、 親子間の交流だけではなく他の大人との交流もできる笑顔の絶えない空間を作ることだ。

3回目を迎えた今回、地元のフリースクールに通う子ども達や家庭への呼びかけや、辻田プロによる積極的な情報発信もあって認知度も徐々に高まり、来場者数は過去最高の60名。2人1組のチーム戦をメインとしたイベントは、子ども達の笑顔が絶えない、ビリヤードを通じて楽しく社会とつながる時間となった。

辻田プロがイベント終了後にまとめた報告書によると、「今回もJPBA九州支部、『日本アマチュアポケットビリヤード連盟(JAPA)九州支部』、『福岡県ビリヤード協会』、そして会場のVECTORからの全面協力があり、大会ボランティアの数も増えた」とのことで、さらにイベント中には、大会関係者とコミュニケーションを取る子ども達も増え、多くの地域の方々との交流も実現できた」とのことだ。

イベントを継続的に開催することで協賛企業、協力団体も増えた

JPBA九州支部所属のプロも含めたボランティアスタッフは今回12名となった

協賛社提供の充実した賞品も子ども達を喜ばせた

また、VECTORをはじめとして、「Ful-Full杯をきっかけにビリヤード場を訪れる親子も増えた」など、このイベントが、誰もがいつでも始められ、ずっと続けられるビリヤードを知り、触れる良い機会にもなっていることが改めて窺えた。

今回も来場者全員がビリヤードで1日を楽しんだ

また、Ful-Full杯を始めとして、ビリヤードの社会貢献をテーマの1つにする辻田プロは、2月末で終了したクラウドファンディング「未来をつなぐ!ビリヤードで社会とのつながりを育むプロジェクト」で目標金額の214%にあたる643,000円の支援金を集めたが、これを受け今後の活動について報告書をこのように結んでいる。

「Ful-Full杯の他地域での開催も視野に入れ活動する。また、Ful-Full杯に限らずビリヤード体験会等のイベントを開催し、より多くの子ども達にビリヤードで広い世代と繋がれること、ビリヤードから学べる多くのことを伝えていく。そして子ども達の笑顔の絶えない空間を作っていきたい」

【Ful-Full杯のコンセプト】
①近年増加しているさまざまな事情を抱える不登校の子供たちが、 親子間の交流だけではなく他の大人との交流もできる笑顔の絶えない空間を作る
②『子供たちの 「楽しい」 と生涯スポーツで社会につながる』をコンセプトとした社会貢献活動
③生涯スポーツビリヤードを体験し、広い世代の人たちと触れ合うことで子供たちの自信とコミニュケーション能力を高め社会への進出を助ける

Ful-Full杯に関する問い合わせは『一般社団法人ColorFulーHappyFull-カラフルハピフル-』まで

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