決勝ラウンド進出の8名が決定
第32回全日本女子3C選手権@東京・霞が関プラザホール特設会場

全国から集結したプロ・アマ16名が2日間の戦いに臨んでいる
3月2日(日)に初開催された『第1回 全日本ジュニアスリークッション選手権大会』に引き続き、4日(火)、東京・霞が関の『霞が関プラザホール特設会場』を会場に、『公益社団法人 日本ビリヤード協会』(NBA)が主催する『第32回全日本女子スリークッション選手権大会』がスタートした。
『世界女子スリークッション選手権大会 代表選考会』も兼ねたこの大会には、昨年今大会を初制覇した『日本プロビリヤード連盟』(JPBF)の宮下綾香を始めとした16名が出場。この日は4名×4組による16点ゲームの総当りリーグが行われ、明日行われる各組上位2名による決勝ラウンドに進む8名が決定した。
午前10時にスタートした大会で好調な滑り出しを見せたのは、宮下(グループA)と今大会を3連覇を含み5度制覇している西本優子(グループC)のJPBFプロ、そして今大会で2度準優勝し、女子スリークッション世界選手権日本代表の経験も持つ深尾典子アマ(グループB・関東代表)と波形順子アマ(グループD・関東代表)。
2戦2勝で最終戦を迎えた4名、まずは波形アマが、昨年の『第12回アジアキャロム選手権』の女子スリークッションでベスト8の戦績を残している石井舞アマ(関東代表)に16-13で勝利して1位通過を決めると、深尾アマも林田薫アマを16-7で破り3連勝で決勝ラウンドに進出。

決勝ラウンド進出一番乗りとなった波形順子アマ

深尾典子アマは16選手中最高のAve.0.666で決勝ラウンドへ
その後、西本は最終戦で竹下京子アマ(関東代表)に15-16で敗れたものの、2勝1敗が3名となったグループCで、トップ通過となった吉尾亜希アマ(中国・四国・九州代表)に次いでアベレージで2位となり決勝ラウンドに進むと、宮下は畠山千恵アマ(東北代表)とのゲームに16-15で勝利してのトップ通過を果たした。その他の決勝ラウンド進出者は『日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)所属のプロでもある土屋純子(関西・北陸代表)、林田薫アマ(関西・北陸代表)、西多智加アマ(関東代表)となった。

西本は1敗を喫したもののリーグ戦を通過

宮下は連覇に向けて好発進
明日の決勝ラウンドは、まず4名×2組、20点ゲームの総当りリーグの後、25点ゲームの決勝トーナメントと、リーグ3位のプレイヤーによる5・6位決定戦、準決勝敗退の2名による3・4位決定戦(ともに20点ゲーム)までが行われる。
写真提供:On the hill!
大会オフィシャルサイト:全日本スリークッション選手権大会 公式特設ページ
大会ライブスコア:第32回全日本女子スリークッション選手権大会
大会ライブ配信:mathilda onthehill