ジュニアを含めた全日本スリークッションウィークは明日開幕
第82回全日本3C選手権&第32回全日本女子3C選手権@東京・霞が関プラザホール特設会場

3月2日(日)〜10日(日)の9日間に渡り、東京・霞が関の『霞が関プラザホール特設会場』を会場に、『公益社団法人 日本ビリヤード協会』(NBA)が主催する、スリークッションの「全日本選手権」3大会が連続開催される。

3大会の会場となる『霞が関プラザホール特設会場』(写真は昨年大会)
まず2日に行われるのが、NBA主催として初めての『第1回 全日本ジュニアスリークッション選手権大会』。参加対象となるのは21歳以下のプレイヤーで、今回は6名がエントリーし、最高の特設舞台で総当たりのリーグ戦を行い初代ジュニア王者を決定する。
4日〜5日(火・水)は、今年も『世界女子スリークッション選手権大会 代表選考会』を兼ねた『第32回全日本女子スリークッション選手権大会』が開催。この大会には前回大会優勝シードで『日本プロビリヤード連盟』(JPBF)の宮下綾香を始めとした16名が出場する。

宮下は昨年大会で全日本初制覇
大会初日の4日には、4名×4組による16点ゲームの総当りリーグが行われ、各組上位2名の計8名が決勝ラウンドに進出し、5日には4名×2組、20点ゲームの総当りリーグの後、25点ゲームの決勝トーナメントと、リーグ3位のプレイヤーによる5・6位決定戦、準決勝敗退の2名による3・4位決定戦(ともに20点ゲーム)までが行われる。
そして7日からは『第82回全日本スリークッション選手権大会』がスタートし、4日間に渡って日本最高峰のスリークッションバトルが繰り広げられる。この大会は、前回大会で3連覇 & 6度目の戴冠を果たした梅田竜二を筆頭に、2024年度JPBFランキング上位の宮下崇生、船木耕司、竹島欧、新井達雄、小野寺健容、田中潤、さらに昨年の全日本アマチュアスリークッション選手権を制した下川晃義の計8名のシード選手に各地区代表40名を加えた計48名によって争われる。

今年大会4連覇がかかる梅田竜二
7日〜8日にかけては3名×16組による30点ゲームの総当りリーグでの予選ラウンドが行われ、各組上位2名の計32名が決勝トーナメントに進出。9日には35点ゲームの1回戦(ベスト32戦)、40点ゲームとなる2回戦(ベスト16戦)が行われ、大会最終日の10日に、準々決勝から決勝までが行われ第82代の選手権者が決定する。
観戦環境も抜群の特設会場でジュニア、女子、そしてトップ選手による熱戦が続く9日間、まずはこれからの成長が期待されるジュニア達の戦いが明日11時にスタートする。