3ヵ月に渡るアマ最高峰のナインボールバトルが今月スタート
第33期球聖戦 & 第16期女流球聖戦
現球聖の小宮鐘之介
『公益社団法人 日本ビリヤード協会』(NBA)の加盟競技団体として、全国規模のタイトル戦から地方レベル、都道府県レベルまで数多くのアマチュアトーナメントを主催・運営する『日本アマチュアポケットビリヤード連盟』(JAPA)の2025年シーズンは、昨年までと同様に、ナインボールを種目とした全国タイトル戦である男子の『球聖戦』と女子の『女流球聖戦』からスタートする。
その中の緒戦となるのが、1月19日(日)に東京の『CUE』(渋谷)と『ビリヤード・ロサ』(池袋)を会場に開催される『第33期球聖戦 関東地区D級戦』。D級戦にはCSカード有効登録者であれば誰でも参加できることもあり、昨年は334名のアマチュアプレイヤーが出場。今年のエントリー締め切りは明日(10日24時)となっているが、今年初のアマ公式戦として、昨年同様、関東圏のプレイヤーが多数出場することが予想される。
現球聖位は小宮鐘之介、女流球聖位は増田真紀子で、小宮は2021年に小笠原晋吾からタイトルを奪取して以降、現在まで3期連続で防衛中。今年もホームである千葉県松戸市の『Anything』で挑戦者を待ち受けている。そして増田は昨年、3期に渡って在位していた梶原愛を下し初タイトルを獲得。こちらは女流球聖戦の聖地となっている大阪府大阪市の『マグスミノエ』での初防衛を目指す。
現女流球聖の増田真紀子
球聖戦、女流球聖戦ともに関東地区、関西地区予選からスタートし、その最終段階である『A級戦』で東日本と西日本の代表選手を決定。さらに『挑戦者決定戦』でそれぞれの東西代表が1対1で戦い、その勝者が小宮と増田への挑戦権を得て、『球聖位決定戦』『女流球聖位決定戦』を行う流れとなっており、これからおよそ約3ヵ月に渡る長い戦いが展開することとなっている。