梅田竜二が優勝でランキングトップを堅持
Billiards Cafe GLANZ戦 第20回 記念大会@東京・幡ヶ谷
梅田竜二はこれで今シーズン3勝目
11月16日(土)、10月のジャパンカップ以来となる『日本プロビリヤード連盟』(JPBF)のランキング対象公式戦、『PRO 3-CUSHION Tournament Billiards Cafe GLANZ戦 第20回記念大会』(グランツ戦)の決勝トーナメントが東京・幡ヶ谷の『Billiards Cafe GLANZ(グランツ)』を会場に開催され、スポンサーシードの竹島欧、前年度優勝者の宮下崇生に予選通過者8名を加えて、10名による3セット先取(1セット10点ゲーム)のセットマッチ方式で争われた。
シーズンも最終盤となり、MVP争いも白熱化する中、ベスト4に勝ち残ったのは、梅田竜二、宮下崇生、新井達雄、竹島欧のランキングトップ勢となり、宮下を3-1で下した新井と0-2から3セット練習で竹島を破った梅田が決勝に進出。
第1セットを梅田が10-6で取った後、互いにセットを奪い合う展開となった決勝戦は2-2で最終セットに突入。4-0と好スタートを切った梅田に対し新井も粘り強く戦い、ゲームの折り返し点で5-5の接戦となり、ここから梅田が1点を追加した後、新井が3点ランで8-6の2モアとする。
しかし9点目を外した新井がテーブルに戻ると、ここから梅田が一気に4点を撞き切って逆転で勝利し、5月の『第81回全日本スリークッション選手権大会』、8月の『第73回全関東スリークッション選手権大会』に続く今シーズン3勝目を挙げた。
後列左から、5位タイ:船木耕司、船木翔太、小野寺健容、島田暁夫、9位タイ:鈴木剛、森陽一郎
前列左から、3位タイ:竹島欧、準優勝:新井達雄、優勝:梅田竜二、3位タイ:宮下崇生
この結果を受けて翌日に最新のランキングが更新され、優勝でポイントを伸ばした梅田が2位の宮下との差を広げ、また一歩年間MVP獲得に近づいた。また、12月21日〜22日(土・日)に開催されるシーズン最終戦、『アダムジャパン杯 第35回全日本プロスリークッション選手権大会』には梅田が全日本選手権優勝者シードとして出場するため、ランキングシード選手は2位の宮下崇生、3位の竹島欧に決定した。
写真提供:JPBF
大会アーカイブ動画:Billiards Cafe GLANZ