アマチュアBクラスプレイヤーが競った熱き2大会
第22回全国シルバースターカップ & 9-Ball Classic 地上最強B級戦@大阪 & 東京
第22回全国シルバースターカップ優勝の岩崎祐稀
192名の頂点に立ったのは京都の岩崎祐稀
10月12日〜13日(土・日)に、大阪府大阪市の『マグスミノエ』(予選は『Break』、『フタバボウル泉大津店』を併用)を会場に『日本アマチュアポケットビリヤード連盟』(JAPA)アマチュアBクラスプレイヤーの全国公式戦『第22回シルバースターカップ』が開催された。
主に開催地である関西圏を中心に、定員一杯の192名がエントリーした今大会。まず8名×24組に分かれたダブルイリミネーションの1stステージ(勝者側5ラック先取、敗者側4ラック先取)を戦って各組それぞれ4名がシングルイリミネーションとなる2ndステージ(5ラック先取)に進出。
ここで勝利した各組2名の計48名が決勝トーナメント(5ラック先取)を戦うフォーマットの中でAクラス昇級を目指して熱き戦いが繰り広げられ、ベスト4には、岩崎祐稀(京都/KRC)、藤田万葉(滋賀)、増森啓介(大阪)、芦田竜也(兵庫)が進出。
岩崎vs増森、藤田vs芦田となった準決勝で岩崎と藤田が勝利して決勝戦に勝ち進む。岩崎のブレイクでスタートした試合は、一進一退の展開となり第6ラックを終えて3-3。ここから先に4-3とリーチをかけた岩崎が、最終となった第8ラックでも藤田の⑥キックショットがオープンになったところから4球を取り切って見事に192名の頂点に立った(結果はこちら)。
大会ベスト4。左から優勝・岩崎、3位タイ・増森、準優勝・藤田、3位タイ・芦田
写真提供:JAPA
大会アーカイブ動画:japa _Billiards
9-Ball Classic 地上最強B級戦優勝の守屋瑠夏(右)と準優勝の松本淳一郎
●305名のサバイバトルを制したのは守屋瑠夏
10月13日(日)に東京・渋谷の『CUE』(予選は『ビリヤード・ロサ』を併用)を会場に開催されたのが『9-Ball Classic実行委員会』が主催する『9-Ball Classic 地上最強B級戦』。
『公益社団法人 日本ビリヤード協会』(NBA)関東支部公認の公式戦で、関東圏のBクラス以下のプレイヤーが目標の1つとする人気のトーナメント、今回も305名の出場者が、Bクラス4ラック、Cクラス3ラック先取のハンデ戦、シングルイリミネーションのフォーマットで競い合った。
長い道のり勝ち進み準決勝に進出したのは、守屋瑠夏(ハスラー大塚)、松本淳一郎(快活クラブ大森)、高塚丈司(快活大和田)、矢口 秀行(オレンジ)の4名で、ここから高塚を下した守屋と矢口を下した松本が決勝戦に進む。
左から3位タイ・高塚、同・矢口
松本のナイスブレイクからスタートした試合は、マスワリかと思われた⑦をミスした松本が、次ラックでも残り2球の⑦をミスして守屋が2-0とリード。さらに次ラックでは守屋が③セーフティで松本のファウルを誘い、ここから7球をクリアして3-0。最終となった第4ラックでも③でチャンスを得た守屋がここからしっかりと6球を取り切って、優勝とともに嬉しいAクラスへの昇級を決めた。
写真提供:9-Ball Classic実行委員会
大会アーカイブ動画:9-BALL CLASSIC