シニアは島田暁夫、レディースは井上和子アマが優勝
第34回レディースオープン3Cトーナメント & 第22回全日本シニア3C選手権大会@東京
●決勝戦はアマ対決
10月13日(日)に東京・小岩の『ビリヤード ヤマニ』を会場に、『公益社団法人 日本ビリヤード協会』(NBA)関東支部が主催の『第34回レディースオープン3Cトーナメント』が開催された。
この大会は、1990年にスタートし現在まで続くプロアマ混合のスリークッションを種目としたトーナメントで、フォーマットは、プレイヤーのレベルを示すそれぞれの持ち点×0.4を上がりの点数としたハンデキャップ戦。まずダブルイリミネーションの予選で8名が勝ち上がり、再抽選の後にシングルイリミネーションの決勝トーナメントが行われた。
ここからベスト4に勝ち残ったのは、ベトナムから参戦のフォン・キエン・トゥオン、準々決勝で西本優子(JPBF)を下した竹下京子アマ(キューベスト)、井上和子アマ(ニュー文化)、高松由佳(ヤマニ)。
フォンの12点を最高に、高松8点、井上と竹下が7点の持ち点で戦われた準決勝では、井上が高松を、竹下がフォンを下して決勝に進出。7点同士の戦いとなった決勝では8イニングで7点を撞き切った井上が嬉しい大会初優勝を果たした(結果はこちら)。
●島田暁夫が5年ぶり2度目の戴冠
レディースオープンの翌日14日(月・祝)には、東京・新大久保の『KOBAYASHI -BRIGHT-』を決勝会場に満60歳以上で持ち点20点以上のCSカード所持者が出場可能なJPBF主催による『第22回全日本シニア3C選手権大会』が開催された。
JPBFプロ8名、アマ31名の計39名が出場今大会は、まず4名枠×10組に分かれ、KOBAYASHI -BRIGHT-、『松山』、『NABBI』、『GRANTZ』の都内4会場で15点ゲームの総当りリーグが行われ、各組2名が勝ち上がり、20名がKOBAYASHI -BRIGHT-に集結してシングルイリミネーションのファイナルステージが行われた。
20名が決勝トーナメントに進出
プロ6名、アマ14名の戦いとなったファイナルステージで準決勝に進んだのは、島田暁夫、堀家聰臣、牛込茂のJPBF勢3名と、中岡重明アマ(セスパ東大宮)の4名。ここから15-12(21イニング)で堀家を下した牛込と、15-13(23イニング)で中岡を下した島田が決勝へ。
JPBF対決となった牛込と島田の対戦は15-11(18イニング)で島田が勝利。牛込の大会初優勝を阻み、島田が2019年の初優勝以来5年ぶりに大会2度目の戴冠を果たした(結果はこちら)。
写真提供:JPBF