第22回全国シルバースターカップ & 9-Ball Classic 地上最強B級戦@大阪 & 東京

ベトナムではwnt.（ワールドナインボールツアー）のハノイオープン、韓国ではPBA/LPBAのチーム戦と海外のビッグイベントがクライマックスを迎える今週末の3連休だが、国内でも、プロ、アマチュアのトーナメント、さらにアイテムの展示即売会などのイベントが目白押し。ということで、ここでは様々な形でプレイヤーやファンが楽しむ週末のビリヤード情報をお届けしていく。

●JAPAが主催する、Bクラスのための全国大会！

10月12日〜13日（土・日）に、大阪府大阪市の『マグスミノエ』（予選は『Break』、『フタバボウル泉大津店』を併用）で開催される『日本アマチュアポケットビリヤード連盟』（JAPA）アマチュアBクラスプレイヤーの全国公式戦が『第22回シルバースターカップ』。

主に開催地である関西圏を中心に、定員一杯の192名がエントリーしている今回は、まず8名×24組に分かれたダブルイリミネーションの1stステージ（勝者側５ラック先取、敗者側４ラック先取）を戦って各組それぞれ4名がシングルイリミネーションとなる2ndステージ（５ラック先取）に進出。ここで勝利した各組2名の計48名が13日の決勝トーナメント（5ラック先取）を戦うフォーマットとなっている。

この大会は、ジュニアからシニアまで、ビリヤードプレイヤーの中で最も幅が広いBクラスプレイヤーが、自らのレベルアップやAクラス昇級という目標を持って戦う登竜門とも言える年に1度のナインボールバトルだ。

●関東圏で最も熱いBクラス以下対象の公式戦

10月13日（日）に東京・渋谷の『CUE』（予選は『ビリヤード・ロサ』を併用）を会場に開催されるのが『9-Ball Classic実行委員会』が主催する『9-Ball Classic 地上最強B級戦』。

メイン会場となるのは東京・渋谷の『CUE』

今回も305名のエントリーがあるこの大会は、Bクラス4ラック、Cクラス3ラック先取のハンデ戦で、負ければ終わり、一発勝負のシングルイリミネーションで戦われるのが特徴の1つ。また、第1回大会の開催が1996年で、その長い歴史の中には、2003年の優勝者として、現在は『日本プロポケットビリヤード連盟』（JPBA）のトップランカーとして活躍する土方隼斗の名前も残っている。

『公益社団法人 日本ビリヤード協会』（NBA）関東支部公認の公式戦であるこの大会は、年に3回程度開催される関東圏で人気のBクラス以下を対象としたワンデートーナメントで、「地Bで勝ってAクラスになる」を目指すプレイヤーも多く、日本のビリヤードトーナメントでいち早くチェスクロックを使用した運営をスタートさせたことでも知られている。