「玉のみやこ」の華麗なる戦いは明日から
第2回京都レディースオープン、決勝会場はヒューリックホール京都
9月28日〜29日(土・日)の2日間に渡って、『日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)女子のランキング対象試合10戦目となる『第2回京都レディースオープン』が開催される。29日の決勝の舞台となるのは昨年と同じ『ヒューリックホール京都』特設会場で、その前日は京都市内の『POOL BROW』、『BILLIARDS VAMP』、『BILLIARDS Y’s』の3ヵ所のビリヤード場が会場となる。
決勝会場となる『ヒューリックホール京都』
プロ37名、アマ30名の計67名が出場する今大会のフォーマットは、予選、決勝を通じてナインボール7ラック先取、勝者ブレイク。初日に12名枠×8組のダブルイリミネーションでベスト32を選出した後に、予備決勝を行ってベスト16を決定。29日は再抽選の後にベスト16戦から決勝戦までが行われる(トーナメント表はこちら)。
初代女王は河原千尋
JPBA女子は今月のジャパンオープンを含めここまで9戦を消化。ここまでは『全日本女子プロツアー第2戦』『関東レディースオープン』で連勝したランキングトップ(8月末時点)の河原千尋と、こちらも『大阪クイーンズオープン』『全日本女子プロツアー第3戦』で連勝を果たした2位の小西さみあ、そして開幕戦の『関西レディースオープン』と『全日本女子プロツアー第4戦』に勝った5位の栗林美幸が2勝。そして『全日本女子プロツアー第1戦』でプロ初優勝を果たした3位の村松さくらと、産休からの復帰2戦目の『東海レディースグランプリ』で優勝を果たした18位の青木知枝が1勝を挙げている。
この間に『ラスベガスオープン女子』、『アジア選手権』、『女子ナインボール世界選手権』で3位タイ、『チャイナオープン』で5位タイに入賞するなど、海外戦でもコンスタントな活躍を続けている河原は、やはり今回も優勝候補の筆頭。
しかし、小西、村松、栗林、青木だけでなく、今年は優勝こそないものの、直近のジャパンオープンでは日本人最高位の3位タイに食い込んだ4位の久保田知子、プロ初優勝にあと一歩と迫っている6位の奥田玲生、ルーキーで28位の谷みいななど、今年の女子戦線には力を持つタレントが揃っており、「玉のみやこ」での華麗なる戦いはより激しいものとなるだろう。
観戦料は初日が各会場1,000円で決勝日は無料となっており、昨年同様、会場外の芝生エリアにはグッズ販売や飲食、ビリヤード体験コーナーなども設置される。シーズンも終盤に差し掛かりさらにヒートアップしてきたJPBA女子の戦いをぜひライブで観戦してみてはいかがだろうか。
大会ライブ配信:JPBA YouTube
大会ライブスコア:Kyoto Ladies Open 2024