宮下崇生が小野寺健容を下し今シーズン3勝目
東日本プロマスターズ「Tres」戦@神奈川・Billiards Café Tres
優勝は現在ランキング2位の宮下崇生
9月22日(日)、神奈川県大和市の『Billiards Café Tres』を会場に、『日本プロビリヤード連盟』(JPBF)主催のランキング対象公式戦『東日本プロマスターズ「Tres」戦』が開催された。この大会には、9月17日(火)に行われた最終予選上位11名に、前回大会優勝シードの船木耕司を加えた12名が出場し、30点ゲーム、シングルトーナメントで戦われた。
会場となった『Billiards Café Tres』
1回戦、準々決勝を勝ち上がり、ベスト4に進出したのは船木、小野寺健容、新井達雄、宮下崇生の4名で、準決勝は船木vs小野寺、新井vs宮下の組み合わせとなり、ここから大会ハイランの12点を叩き出して前回王者を30-14(14イニング、Avg.2.143)で下した小野寺と、新井を19イニング10点に抑えた宮下が決勝に進出。
今シーズンすでに2勝を挙げている宮下と、今年初の決勝となる小野寺の試合は、1ニング目の5点ランから宮下がリードを保つ展開となり、9-7からの8点、7点ランで一気に24-9としてその差を広げていく。何とか反撃に出たい小野寺であったが、その後もランは伸びず結果は宮下の30-13(14イニング、Avg.2.143)。宮下は『第3回NIKKA5 OPEN』、『第3回日本海オープン』に続く今シーズン公式戦3勝目を挙げた(試合結果はこちら)。
この結果を受けて23日(月・祝)にランキングが更新され、1位・梅田竜二、2位・宮下、3位・竹島欧、4位・船木、5位・新井と順位に変動はなかったものの、梅田と宮下の差は33ポイント差まで縮まっている。また、この2人は、ベトナム・ビントゥアンで明日からスタートする『第76回スリークッション世界選手権』に出場する。
なお、JPBFの次戦は、すでに組み合わせも発表されている『ジャパンカップ』(組み合わせはこちら)。東京・新大久保の『KOBAYASHI -BRIGHT-』を舞台にした秋のビッグイベントの開催は10月5日〜6日(土・日)となっている。
写真提供:JPBF
大会アーカイブ動画:mathilda onthehill