現球聖位・小宮鐘之介がタイトル獲得
第25回マスターズ@大阪・マグスミノエ
小宮鐘之介は初のマスターズ制覇
9月7日~8日(土~日)の2日間、大阪府大阪市の『マグスミノエ』を会場に、『日本アマチュアポケットビリヤード連盟』(JAPA)主催のアマチュア全国主要タイトル戦の1つに数えられる『第25回マスターズ』が行われた。
この大会は各都道府県の予選を勝ち抜いた1~2名に加え、昨年優勝の吉岡保俊(大阪)、現球聖位の小宮鐘之介(千葉)、現名人位の喜島安広(埼玉)、現女流球聖位の増田真紀子(大阪)、昨年のアマローテ優勝の杉本優太(石川)がシード選手として出場し、テンボールで日本一を争う大会だ。
大会のフォーマットはテンボール、勝者ブレイク、セルフラック、ベスト16より45秒ルール。初日の予選は6ラック先取のダブルイリミネーション、2日目の決勝トーナメント(ベスト16~)は7ラック先取のシングルイリミネーションとなり、ハイレベルな戦いの末にベスト4に勝ち上がったのは小宮、島田隆嗣(愛知)、村上覚紀(大阪)、増成亮太(奈良)の4名となった。
準決勝は小宮vs島田、村上vs増成となり、それぞれ小宮、増成が勝利して決勝に進出。全国タイトルホルダーである小宮とJAPAの主要タイトル戦では初の決勝進出となった増成の戦いは、序盤2-2から3連取でリードを広げた小宮が先に6-3とリーチ。
第10ラックは増成がセーフティ戦からチャンスを掴んだが、③から④のポジションをミスした後、サイドバンクで④を狙ったが、これがダブルバンクとなり、コール外のポケットに入りターンは小宮へ。残り6球をしっかりと取り切った小宮が自身初となるマスターズタイトルを獲得した(結果はこちら)。
大会ベスト4。左から準優勝・増成、優勝・小宮、3位タイ・島田、3位タイ・村上
写真提供:JAPA/On the hill!
大会アーカイブ動画:japa _Billiards