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梅田竜二が全日本選手権に続き今シーズン2勝目

2024.08.06

第73回全関東スリークッション選手権大会@Billiards KOBAYASHI -BRIGHT-

梅田竜二はこの勝利でランキングもトップに浮上

8月4日(日)、東京・新大久保の『Billiards KOBAYASHI -BRIGHT-』を会場に、『公益社団法人 日本ビリヤード協会関東支部』(NBA関東支部)主催で『日本プロビリヤード連盟』(JPBF)のランキング対象公式戦でもある『第73回全関東スリークッション選手権大会』が開催された。

今回の試合は、昨年この大会でプロ初優勝を果たした船木翔太、現在公式戦2連勝中の宮下崇生、梅田竜二、田中潤(以上、JPBF)の4名のシード選手を含む、プロ18名、アマ8名の計28名が出場し、30点シングルトーナメントで争われた。

ベスト16戦でシード勢の宮下が高橋朋隆(JPBF)に、田中が榎本光昭アマ(E-place)に敗れ早々に姿を消す展開の中、ベスト4に勝ち残ったのは、残るシード勢の船木と梅田、そしてシード勢を下した高橋と榎本アマの4名。船木 vs 高橋、梅田 vs 榎本アマの組み合わせとなった準決勝では、30-28の接戦を制した船木、30-14で榎本アマを抑えた梅田が勝利し、決勝戦は昨年と同カードとなった。

船木の3点ランで始まったこのゲームは、序盤は双方のランが伸びない展開となったが、9-6で迎えた第11イニングに8点ランを見せた梅田が17-6と一気にリードを広げる。その直後に船木が4点を返し、その後は互いに小刻みに点を加え第21イニングの時点で梅田が25-21とリード。結局この局面で3点を加えてツーモアとした梅田が、当たりの止まった船木を尻目に、次イニング以降1点ずつを加えて30-21でフィニッシュし、昨年のリベンジを果たすとともに、今シーズン2勝目を挙げた。

大会ベスト4。左から3位タイ・榎本アマ、優勝・船木、準優勝・梅田、3位タイ・高橋

この結果が反映されたJPBFスリークッションランキングも当日に更新され、前回の更新でトップに立った宮下に変わり梅田が1位に浮上。以下トップ5は2位・宮下、3位・竹島欧、4位・船木耕司、5位・新井達雄となった。

写真提供:JPBF/On the hill!

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