男女同時開催のJPBAトーナメントは今週末
グランプリウェスト第3戦&全日本女子プロツアー第4戦@佐賀・sesSion
7月27日〜28日(土・日)の2日間に渡って、佐賀県佐賀市の『sesSion』を会場に、『日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)が主催する、男女のランキング対象公式戦が同時開催される。
会場となる『sesSion』
男子のトーナメントは西日本ブロックの『グランプリウェスト第3戦』。通常1日開催で行われるグランプリウェストだが、今回はテンボールを種目に、初日はプロ32名、アマチュア42名の計72名が8名枠×14組に分かれ、9ラック先取のシングルイリミネーションでベスト32戦までを行い、翌日に8ラック先取でベスト16戦から決勝までが行われる。
前戦優勝シードは竹中寛
スポンサーシードは北谷好宏
今シーズンに入りほぼ1ヵ月に一度のペースでトーナメントが行われている女子は『全日本女子プロツアー第4戦』で、こちらは初日にプロ32名、アマ13名の計45名が、ナインボール、7ラック先取、16名枠×4組みのダブルイリミネーション予選を行いベスト16を決定。28日に男子と同じくベスト16戦から決勝までが行われる。
この大会では、シードプロ16名がすでに4組に振り分けられており、その他抽選プロの16名とアマチュア13名は当日の予選によって組み合わせが決定する。また、今大会では予選、決勝を通じてチェスクロック(持ち時間1人45分)が採用されることとなっている。
グランプリウェストは2戦を終えて、6月末時点のJPBA男子ランキング3位・北谷と6位・竹中が1勝ずつを挙げており、ともにシードで登場する今大会でも、優勝争いはこの2人が中心となることが予想される。
一方の全日本女子プロツアーについてはまず、JPBA女子ランキング1位・河原千尋と、5月と6月の2戦で連続優勝を果たした2位・小西さみあの戦いに注目が集まるが、復帰後2戦目にして優勝を果たした青木知枝、今年初勝利を挙げランキングを3位にまで上げてきた村松さくらを始め、今回も見所の多いトーナメントとなる。
河原千尋は相変わらずランキング1位を堅持
河原を追う小西さみあ
両大会ともに観戦料は両日無料。大会当日は『早川工房』、『Naolly』のブースが出展される他、『げんば』のたこ焼き食べ放題、ペアマッチ、トリオザマッチなど、熱き戦いをライブ観戦しながら2日間を楽しめるよう様々な企画も準備されている。