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宮下崇生が大会連覇を達成し、ランキングもトップ浮上

2024.07.22

第3回日本海オープン@石川・ビリヤードパーラー エディ

優勝・宮下崇生

7月20日〜21日(土・日)の2日間に渡り、石川県野々市の『ビリヤードパーラー エディ』を会場に、『日本プロビリヤード連盟』(JPBF)のランキング対象公式戦でもある『第3回日本海オープン』が開催され、決勝戦で船木耕司との激闘を制した宮下崇生が大会2連覇を達成した。

30点ゲーム、シングルトーナメントで、前回大会優勝シードで、昨年の年間MVPでもある宮下を筆頭に、東日本プロ予選を通過した梅田竜二、船木耕司、新井達雄らのJPBFトップランカーを含む10名に、20日(土)に行われたアマチュア予選から勝ち上がった葉山祥吾(Dr.Carom)、加藤一寛(樽男と玉男)の2名を加えた12名によって争われた今大会。

決勝トーナメントには12名が出場

宮下は準々決勝からのスタートとなり、まずは今年の全日本選手権者、梅田と対戦し、30-16(16イニング・ハイラン8点)で勝利すると、準決勝では、アマ予選から勝ち上がり、準々決勝では田中潤(JPBF)を下した葉山を30-15(25イニング・ハイラン7点)で退けて決勝に進出。

もう一方の準決勝も新井vs船木のトップランカー対決となり、ここを30-23(20キュー・ハイラン7点)で制した船木が勝ち上がり、決勝は昨年の最終戦まで激しくMVPを争った2人の戦いとなった。

この試合は序盤から競り合いが続き、互いにリードを交換しながら終盤へ。そして船木の21-19リードで迎えた第19イニング、船木が6点ランで一気にスリーモアとする。しかしここから当たりの止まった船木を宮下が徐々に追い上げて23-27、さらに第21イニングに6点を奪い29-27と逆転する。

船木も次のイニングで2点を返したが、再逆転と優勝がかかったショットは惜しくも外れターンは再び宮下へ。回った来たチャンスを確実にものにし、ウィニングショットを決めた宮下が、今大会の連覇とともに、ランキング対象公式戦2連勝を果たした。

大会ベスト4。左から3位タイ・新井、優勝・宮下、準優勝・船木、3位タイ・葉山アマ

なお、今大会の結果が反映されたJPBFランキングが21日に更新され、宮下崇生が3位からトップに浮上、以下トップ5は2位・竹島欧、3位・梅田竜二、4位・船木耕司、5位・新井達雄となった。

写真提供:JPBF/On the hill!
大会アーカイブ動画:『mathilda onthehill

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