羅立文の連勝記録を止めるのは誰か?
グランプリイースト第4戦@東京・ビリヤード・ロサ
7月21日(日)、東京・池袋の『ビリヤード・ロサ』を会場に、『日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)東日本ブロック主催の『グランプリイースト第4戦』決勝トーナメントが開催される。前日の22日(土)には、『NIKKA5』、ビリヤード・ロサ(以上東京)、『バグース川崎店』、『POOL LABO』(以上神奈川)、『Link西川口店』、『Link和光市店』(以上埼玉)の6会場で関東予選が開催される(関東予選の組み合わせはこちら)。
今大会の種目は2戦続いたナインボールからテンボールに変わり、決勝トーナメントは8ラック先取、交互ブレイク、ラックシート、ランダムセルフラック、プッシュアウト採用で行われる。また関東予選ベスト64戦(持ち時間65分)からチェスクロックが導入され、決勝トーナメントでは持ち時間が58分となる。
羅立文はこれで4戦連続のシード出場となる
今回すでに決勝トーナメント出場が決定しているのは、開幕からグランプリイースト3連覇中(昨年からは通算5連勝中)の羅立文、開催店シードの松村浩道、そして、7月7日(日)に青森県弘前市の『SEED』で行われた東北予選を通過した鳴海大蔵の3名(東北予選結果はこちら)。残る13名は、プロ61名、アマ58名の計119名が12名枠×13組に分かれて行う9ラック先取、シングルイリミネーションの予選で決定する。
開催店シードは松村浩道
東北予選通過の鳴海大蔵
3戦を終えた段階でのグランプリイーストランキングトップ5は、編集部集計によれば1位・羅立文(660pt)、2位・土方隼斗(400pt)、3位・杉山功起(360pt)、4位・栗林達(360pt)、5位・松田渉(360pt)。羅の独走状態とは言え、今週末を含めて残り4戦が予定されているため、2位以下にもまだ十分に逆転MVPのチャンスはある。
グランプリランキング2位・土方隼斗
グランプリランキング3位・杉山功起
グランプリランキング4位・栗林達
グランプリランキング5位・松田渉
しかし、前週の東海グランプリでアントニオ・リニングに決勝で敗れはしたものの、相変わらず全てにおいて安定したプレーで準優勝と好調を維持している羅は、現在国内で頭一つ抜けた存在。このまま羅がグランプリイースト連勝記録を6に伸ばすのか、土方を筆頭としたトップランカー達がストップをかけることができるのか、第3戦に続き第4戦もまた、ここが大きな見所となるだろう。
なお、決勝トーナメントの観戦チケットは販売は、JPBA関東支部ホームページと開催店のビリヤード・ロサで、前売り1,500円、当日券は2,000円で販売中。また、決勝日当日は、恒例となっている勝者当て「GP TOTO」も開催(1回戦、2回戦)される。