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東海のビリヤードシーンを盛り上げる!

2024.07.10

第1回たまいく×JINカップ@名古屋・ビリヤードJIN

日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)主催のランキング対象公式戦『東海グランプリ/東海レディースグランプリ』終了の翌日、3連休の最終日となる15日(月・祝)に、同大会の予選会場にもなった『ビリヤードJIN』を会場に、これまでにない試み満載のビリヤードイベント『第1回たまいく×JINカップ』が開催される。

主催するのは、元JPBA所属で現在は『日本プロビリヤード連盟』(JPBF)のプロである神箸久貴プロがオーナーを務めるビリヤードJINと、Web CUE’Sレッスン特集『Web CUE’S推薦レッスン動画!』のコーナーでも紹介した、ビリヤードYouTuber・キンちゃんが運営する「キンちゃんの『たまいく!!』」チャンネル。

この2者の出会いと、ビリヤード界の発展に少しでも貢献したいという共通の想いからスタートしたこの企画、改めて神箸プロにその趣旨や内容について伺ってみた。

神箸久貴プロ

「今回は東海地区のビリヤードファンに向けた夏の一大イベントを実施することで東海のビリヤードシーンを盛り上げ、延いてはビリヤード業界の発展に貢献することを目的にしています。また、ビリヤード界の課題の一つであるプレー人口の減少への対策として、若手育成の観点からジュニア選手、若手プロにも多数参加していただいています」

イベント出場者はプロ15名、ジュニア8名、これまで「たまいく!!」に関わった15名、今回の協賛社から10名、JINの常連プレイヤー16名の計64名で、ハウストーナメントの形式を取っているが、この中に様々な試みが込められている。

「『全員が最後まで楽しむビリヤードイベント』をテーマにしています。負けても裏トーナメントとして3人1組の団体戦、また、そこで負けた方も最後まで楽しめるように優勝者予想抽選会も実施します。そして、本戦の決勝戦はJAPA(日本アマチュアポケットビリヤード連盟)の『都道府県対抗戦』の決勝戦のように、テーブルを囲んで全員で観戦・応援して最後まで楽しんでいただけるように考えています」

さらに、今回のイベント最大の特徴と言えるのが、出場者のエントリーフィーを無料とした点で、これは今後の大会運営システム、プレイヤーが気軽に出場できる環境作りなどを見据えてテスト的に採用されたものだ。

「出発点はもちろん現状への疑問も大きいですが、まずはやってみることからと思い無料としました。その分、参加費による収入が見込めないため、大会の運営、招待選手の宿泊補助、昼食費、景品の準備等、費用は「全て」協賛社、個人で出資いただける方々にご協力いただいています。幸い今回は、趣旨に賛同いただいた33社よりご協賛いただき大変感謝しています」

こうして、熱い想いと入念な準備期間を経て、数多くの協力者を得ながらいよいよ開催となる第1回たまいく×JINカップ。神箸プロは最後に今回のイベント開催への想いを次のように語ってくれた。

「過去に類を見ないイベントにして、全員が心からビリヤードを楽しむ一日にできればと考えています。今回は全試合プロの解説付きのライブ配信で、視聴者の方にも楽しんでいただけるように行いますので、今大会をより多くの方に知っていただければ幸いです」

なお15日のイベント当日の模様や参加者達の声などは改めてWeb CUE’Sで紹介する。

写真提供:『たまいく‼︎』のキンちゃん

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